14日、ソウル・国会で開かれた本会議の政府質疑で答弁するハン・ソンスク(韓成淑)首相(c)news1
14日、ソウル・国会で開かれた本会議の政府質疑で答弁するハン・ソンスク(韓成淑)首相(c)news1

【09月15日 KOREA WAVE】韓国首相室は、無所属のハン・ドンフン(韓東勲)議員の記者会見で身分を明かさず質問し、「監視ではないか」との疑惑を招いた職員を14日付で業務から外した。

首相室によると、ハン・ソンスク(韓成淑)首相が11日に職員の行動を「不適切な振る舞い」と指摘し、ハン議員と国民に謝罪してから3日後の措置となった。

この職員はハン議員の記者会見に出席し、身分を明かさず質問。身分を尋ねられると「一般市民」と答え、物議を醸した。韓国野党「国民の力」などは、首相室が野党議員を監視していたのではないかとの疑惑を提起した。

ハン首相は11日の国会での政府質疑で「公職者として、野党議員の記者会見で身分を正確に明かさず質問したのは不適切な振る舞いだったと思う」と述べた。

さらに「特に一般人だと答えたことで不必要な論議を招いた点についても、ハン・ドンフン議員と国民の皆さんに遺憾の意を表する」と謝罪した。

一方、首相室による監視だったとの疑惑については「監視ではない」と否定した。首相室が国会議長室に経緯を説明するとともに、キム・ヨンス国務調整室第1次長がハン議員の事務所を訪れて謝罪していることも明らかにした。

ハン首相は14日の政府質疑でも、この問題について「先週金曜日に明確に答弁し、ハン・ドンフン議員にも謝罪した」と説明した。

韓国野党「国民の力」のソ・ボムス議員から、職員の責任を問う必要があると指摘されると、「必要な部分について再発防止策をまとめる」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News