【9月15日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、ドナルド・トランプ米大統領がウクライナとロシアの間でエネルギー施設への攻撃停止に関する合意が成立したと発表したことを受け、ロシアが同様の対応を取るならば、自国も緊張緩和に向けた措置を講じる用意があると述べた。

国際原油価格が再び上昇する中、トランプ氏は週末、ウクライナによるロシアの製油所への攻撃を批判し、軽油不足の原因になっていると非難していた。

トランプ氏は14日、SNSへの投稿で「ウクライナがロシアのエネルギー関連施設を攻撃しないことで合意した。ロシアも同様に合意した!」と表明した。

ロシア側からの即座のコメントはなかった。一方、ゼレンスキー氏は日課となっている演説で、「重要インフラへの攻撃を相互に停止するという、米国からの強い提案」があったことを強調した。

さらに「これがロシア側によるウクライナの重要インフラへの攻撃を止め、われわれの反撃も停止させるという、緊張緩和の最初の一歩となるならば、ウクライナは緊張緩和を支持する用意がある」と付け加えた。

ゼレンスキー氏は「ロシアの戦争経済に対するわれわれの的確な反撃によって、ロシア側が圧力を感じていることが分かる」と指摘。

一方で「これまでのところ、戦争終結に向けて動こうというロシアの真の意思は全く見られない」と述べた。

その上で「しかし、米国というパートナーが、人命を奪うこの戦争を終わらせようというロシア側の本気の意思を誠実かつ長期的に引き出すことができるのであれば、ウクライナも緊張緩和に向けた措置を講じる」と語った。(c)AFP