北朝鮮のIT要員、海外企業への偽装就職を試みる…「金正恩氏を侮辱して」に動揺
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【09月15日 KOREA WAVE】海外のIT企業が、偽装就職を試みる北朝鮮のIT要員を見分けるため、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記を侮辱する表現を口にするよう求める方法を使っていることが明らかになった。
チャンネルAの番組「いま会いに行きます」は、暗号資産のセキュリティー研究者ジョン・ティー氏が、IT労働者を装って採用面接を受けた北朝鮮要員を見分けた事例を紹介した。
番組によると、面接官は応募者に本人確認の手続きとして、特定の侮辱表現を繰り返すよう要求した。それまで英語で流ちょうに会話していた応募者は、この要求を受けると明らかに動揺したという。
北朝鮮では最高指導者を侮辱することが厳しく禁じられている。面接官が繰り返し侮辱表現を口にするよう求めると、応募者は困惑した末、自らインターネット接続を切断した。研究者は同じ方法で20人近い北朝鮮の偽装就職者を見分けたとしている。
一方、海外を対象にサイバー攻撃を仕掛けてきた北朝鮮のハッカー部隊が逆にハッキングされ、内部の様子が外部に流出する事例も発生した。
オランダのセキュリティー専門家が不審な開発者のアカウントを追跡する過程で、北朝鮮ハッカー部隊のコンピューターへの逆ハッキングに成功。ウェブカメラで撮影された生活空間や作業風景が公開された。
映像には、階級章のない服を着た若いハッカーらが同じ場所で寝泊まりしながら、プログラミングやAIへの指示入力などに取り組む姿が映っていた。中国のインターネット規制を回避するため、特定のVPNを利用していたことも確認されたという。
北朝鮮のハッカー部隊は主に10代後半から20代前半の若者で構成され、中国東北部3省や北朝鮮の羅先経済特区などで集団生活をしながら、外貨獲得に動員されているとされる。
サイバー攻撃の手口が見破られ、逆ハッキングの事例も発生する中、北朝鮮側は外国人の名義やアカウントを直接取り込む方法へと手口を変えている。海外のサイバーセキュリティー技術者に接触し、アカウントの利用権限を提供すれば給与の半分を渡すと持ちかける事例が相次いで報告されている。
専門家は、北朝鮮がAI技術を利用して偽装就職やハッキングをさらに大規模化しているとして、注意を呼びかけている。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News