SKイノベーション提供(c)news1
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【09月15日 KOREA WAVE】韓国SKグループのチェ・テウォン(崔泰源)会長が、人工知能(AI)の重要な潮流として「速度」「規模」「安全」の「3S」に加え、事業モデルの構築と持続可能性を挙げた。

チェ・テウォン氏は11日、蔚山市蔚州郡の蔚山展示コンベンションセンターで開かれた「2026蔚山フォーラム」のクロージングセッションで、「世界的に通常の投資計画より10~100倍規模の資源、エネルギー、半導体、資本への投資が加速している」と説明した。

データプラットフォーム構築では速度と規模が重要だとした上で、「この時代にどう安全を確保するかが重要な課題だ」と指摘。AIを事業として収益につなげる仕組みも必要だと強調し、巨大規模のAI基盤が先に構築されれば、韓国の製造AIの競争力が低下する可能性があるとの認識を示した。

巨額のAI投資が回収できず、バブルのようにしぼむことへの懸念については、「人類がこれだけのエネルギーを投入した以上、より良い事業モデルをつくり、商業化して回収できるようにしなければならない」と述べた。これまでの「3S」に事業モデルと持続可能性が加わったとの見方を示した。

チェ・テウォン氏はAI時代に必要な能力として、以前から挙げている「思考力」「適応力」「共感力」「フィジカル」の4つを改めて説明。「AIツールを手にしても、結局は人を理解しなければならない」と語った。

また、若者が進学や就職のために経歴や資格を積み重ねることや、企業がそうした条件の優れた人材を採用する従来の方式から脱する必要があると指摘。人を理解し、どう向き合うかを重視する方向へ教育や訓練を変えるべきだとした。

5回目を迎えた2026蔚山フォーラムは「Leading AX, Smart Life 蔚山」をテーマに開催された。キム・ジョンファSKエナジー兼SKジオセントリック社長は、蔚山には世界水準の製造現場と優れた大学、研究機関があり、協力と実証を進められる環境が整っているとして、「AIの首都」への飛躍に期待を示した。

蔚山フォーラムは2022年、SKイノベーション創立60周年を機に始まった。チェ・テウォン氏がSKイノベーションの母体となった蔚山の未来を地域社会とともに考える場として提案した。

チェ・テウォン氏は、製造業の競争力をAIで高めるとともに、市民の幸福や芸術を組み合わせた蔚山の将来像も提示。「未来の蔚山はAI都市の姿にならなければならない」と述べ、製造AIに技術や製造関連のソリューション、データを組み合わせる構想を示した。

さらに、個人に合わせた公共・福祉サービスや生活情報を提供し、行政、交通、医療、教育などと連携する「みんなのAI」を活用して市民生活の向上を図る一方、芸術を取り入れた産業都市を目指すべきだと強調した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News