韓国の小学生3人、2万円ならぬ約2000円握り動物病院へ…袋の中には弱った野生のネズミ
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【09月15日 KOREA WAVE】韓国で、道端で弱っていた野生のネズミを助けようと、小学生3人が一緒に集めた2万ウォン(約2160円)を持って動物病院を訪れたエピソードが伝えられた。
金浦の同行動物病院のユーチューブチャンネルは5日、「小学生3人がパンの袋に動物を入れて保護し、動物病院に来ました」と題する動画を公開した。
動画に登場する3人の子どもは、小さなパンのビニール袋を手に、しばらく病院の前を行き来していた。エレベーターに乗っては降りることを繰り返し、互いに話し合いながら、なかなか病院の中に入れずにいた。
子どもたちがためらっていた理由は診療費だった。3人で出し合って集めたのは2万ウォン(約2160円)だけで、袋の中にいる動物の治療にそれ以上の費用がかかるのではないかと心配していた。
そこへ病院の服を着た獣医師が通りかかると、子どもたちは勇気を出して近づき、「これを治療するには、お金がたくさんかかりますか」と尋ねた。
袋の中にいたのは野生のネズミだった。長雨で全身がぬれ、衰弱していたネズミを助けるため、子どもたちは動物病院を訪れたという。
事情を聞いた獣医師は、費用を心配しなくてもいいと伝え、ネズミを診察室へ連れて行った。野生のネズミであるため感染症や衛生上の問題を考慮する必要があったが、小さな命を救おうと自分たちのお金まで持ってきた子どもたちの気持ちをくみ、治療することにした。
獣医師はネズミの体温を上げ、点滴やブドウ糖を投与するなどの応急処置を施した。治療後も子どもたちが持ってきた2万ウォン(約2160円)は受け取らなかった。
一方で、「直接触ったり、家に連れて帰ったりしてはいけない」と説明し、衛生管理やかまれる事故への注意を繰り返し呼びかけた。また、別の安全な場所で水と餌を与え、元気を取り戻したら安全な場所に放すよう伝えた。
病院側は、野生のネズミのため不快に感じたり衛生面を心配したりする人もいるだろうとしながら、「動画を公開したのは、小さな命でも助けようとした子どもたちの優しい気持ちを伝えたかったから」と説明。「道端で小さな動物が死にかけているのを見過ごせず、みんなで集めたお金を持ってきた子どもたちの気持ちは、大人たちが十分に褒めてあげてもいいのではないか」とした。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News