乳幼児向けの米菓「トッポン」=oasismarket(c)MONEYTODAY
乳幼児向けの米菓「トッポン」=oasismarket(c)MONEYTODAY

【09月15日 KOREA WAVE】韓国屈指の観光地・済州(チェジュ)島の飲食店で、客が乳幼児用の菓子を食べさせようとしたところ店側に制止されたとする投稿がネット上で拡散し、外食先での子育て世帯への対応を巡る論争に発展している。

発端となったのは、韓国のネット掲示板に9日投稿された「済州島・乳幼児菓子の制止騒動」と題する文章。投稿者によると、済州島内の黒豚焼き肉店を訪れた際、同伴した乳児に市販の乳幼児用米菓子「トッポン(唾液で溶ける赤ちゃんせんべい)」を与えようとしたところ、店員から持ち込み飲食にあたるとして注意を受けたという。

投稿者は「納得がいかず食事もままならず、子どもも泣き続けた」と振り返り、飲食店の予約アプリに苦情レビューを投稿したものの店側の通報で非表示にされたと主張。「もう二度と済州島には行かない」と憤りを露わにした。

トッポンは乳幼児が手づかみで口に運べる定番のおやつで、韓国では少子化が進む中でも累計数千万袋以上を売り上げるなど家庭に広く普及している。

ネット上では「店の持ち込み制限ルールは理解できるが、食べられるものが限られる乳幼児連れへの配慮が足りない」と子育て世帯に同情する意見が上がる一方、「例外を認め始めると店の規則が成り立たなくなる」と店側の姿勢を支持する声も寄せられ、賛否が分かれた。

批判の声が広がる中、店側は釈明文を発表。「乳幼児菓子の持ち込みを一律に禁止しているわけではなく、離乳食を温めるための電子レンジも店内に常備している」とした上で、「状況を十分に把握せず性急に対応してしまい、お客様に不快な思いをさせたことを深くお詫びする」と謝罪した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News