韓国コンビニで「コラボパン」人気拡大…出版社の商品は20日で77万個、アプリ検索600万件
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【09月14日 KOREA WAVE】韓国のコンビニで、パンを買うためにアプリで在庫を確認し、好きなキャラクターのステッカーやフォトカードを集める消費者が増えている。1990年代後半に始まったキャラクターパンの人気は、ポケモンやプロ野球とのコラボを経て出版社やアイドルにまで広がり、パンは手頃な価格で好きなコンテンツを楽しめる「ファングッズ」へと変化している。
メーカー側も有名キャラクターを包装に使うだけでなく、味や食感にコンテンツの特徴を反映したり、フォトカードやステッカー、しおりなどを付けたりしている。消費者は比較的少ない負担でファンとしての楽しみや収集欲を満たせる一方、コンビニ側にはファンを店舗やアプリへ呼び込める利点がある。
コンビニのデザート市場も急成長している。CUの2026年1~8月のデザート売り上げは前年同期比65.6%増加した。2024年の25.1%増、2025年の62.3%増に続き、高い伸びを維持している。
代表商品の「延世牛乳生クリームパン」シリーズは2022年の発売から2026年4月までに累計販売数が1億個を突破。「延世牛乳教保文庫味生クリームパン」は80万個、「割って食べる延世ハート生クリームパン」は130万個が売れた。
GS25では出版社の民音社とキャラクターIP「今日のかわいさ」を組み合わせた「民音社パン」が人気を集めている。8月21日の発売から9月9日までに77万個を販売し、発売後約20日間、GS25のパン類の売り上げ上位1~4位を占めた。
関心はアプリにも波及した。発売後、アプリ「ウリドンネGS」で民音社に関連する検索は約600万件に達した。8月のアプリ新規インストール数も約40万件と2026年の月間最多を記録し、月間アクティブユーザー数(MAU)は過去最高の約470万人となった。
セブンイレブンが2024年に発売した「プハハクリームパン」は累計500万個を販売。2026年にロッテ・ジャイアンツやKIAタイガースなど韓国プロ野球球団とコラボした商品も累計300万個が売れた。ロッテ・ジャイアンツとのコラボ商品発売後、釜山・社稷野球場周辺店舗の売り上げは2025年5月2日から12月31日まで前年同期比67%増えた。
イーマート24も8月、人気アニメ「ブレッド理髪店」とコラボしたチョコ菓子やブラウニー、クリームドーナツなどを発売。8月7日から9月9日までのデザート商品群の売り上げは前年同期比65%増加した。
アイドルファンを狙った商品も登場する。CUは9月、韓国のガールズグループRESCENEとコラボしたパン5種類を発売する予定だ。メンバーが好きな味を商品に反映し、フォトカードを付けることで、ファンの収集需要を購入につなげる。
一方、コラボパンの競争は有名IPを使うだけでなく、商品の味や品質を高める方向へ進んでいる。ファン心理が最初の購入につながっても、リピート購入には商品そのものの魅力が欠かせないためだ。
CUは自社ベーカリーブランド「BAKE405」を中心にベーカリー商品の品質強化も進めている。2026年8月時点で同シリーズの累計販売数は3500万個を突破した。
業界関係者は、パンは手頃な価格で購入でき、食事代わりにもデザートにもなるため消費者の関心が高い商品だと説明。今後もIPやファン層との連携に加え、味と品質を高める方向でコラボが続くとの見方を示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News