韓国・襄陽空港、中国・上海直行便を3年ぶり再開へ…国際線利用者は6345人
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【09月14日 KOREA WAVE】韓国の襄陽(ヤンヤン)国際空港で、外国人観光客の誘致を狙った中国との定期直行便の就航が計画されている。中国東方航空に続き、韓国のパラタ航空も上海線の就航を準備しており、3年以上にわたり国際定期便が途絶えている襄陽空港に変化が生まれるか注目されている。
観光・航空業界によると、中国東方航空は早ければ11月にも上海浦東―襄陽間の定期直行便の就航を準備している。同社の微信(ウィーチャット)のミニプログラムには、すでに同路線の予約情報が表示されている。ただ、中国東方航空は「就航の可能性はあるが、現時点で具体的な時期や詳細は確定していない」と説明している。
パラタ航空(旧フライ江原)も襄陽―上海線を週3便運航する準備を進めている。4月の航空交通審議で同路線の運輸権を確保したことを受けた措置だ。両社の就航が決まれば、2023年5月のフライ江原の運航中断以降、事実上途絶えていた襄陽空港の国際定期便が約3年ぶりに再開する。
襄陽空港では定期国際線の運航停止後、国際線はチャーター便が中心となり、外国人観光客の誘致にも限界があった。韓国空港公社の関係者は、2026年に運航された路線の大半が韓国人の海外旅行向けで、外国人の入国者はほとんどいないと説明した。
実際、2026年1~8月の襄陽空港の国際線利用者は6345人にとどまった。この数字には外国人だけでなく韓国人も含まれる。
韓国空港公社は中国路線の可能性に期待を寄せている。同社関係者によると、2016年までは上海線が運航され、当時の搭乗率もかなり高かった。最近は中国人の韓国旅行需要が回復傾向にあるとして、中国路線の増加を期待している。
政府も上海線再開の動きに合わせ、襄陽空港を利用する外国人観光客の受け入れ基盤づくりに乗り出した。文化体育観光省と国土交通省は7日、襄陽国際空港で「地方空港連携地域観光活性化協力フォーラム」を開き、空港と観光地を結ぶ交通や、地域での滞在・消費を活性化する方策などを協議した。
国際線を誘致するだけでなく、襄陽空港から入国した外国人が江陵、束草、平昌など江原道内の観光地へ移動し、宿泊や飲食、観光などで消費できるよう航空と観光を連携させる狙いだ。
江原道は上海線以外にも、フィリピンやベトナムなど東南アジアの主要都市を結ぶチャーター便を今冬に運航する方向で協議しており、実績に応じて定期便への転換も検討する。
一方、専門家は定期便の就航だけで外国人観光客の増加が保証されるわけではないと指摘する。漢陽大学のチョン・ランス兼任教授は、上海線の開設以上に「上海から誰が、なぜ襄陽行きの飛行機に乗るのか」という明確な答えが必要だと指摘。中国の旅行会社やオンライン旅行会社、航空会社、江原道の観光業界が共同で訪韓需要を創出し、江原道全体を一つの観光圏として襄陽空港を玄関口に位置付ける必要があるとの見方を示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News