韓国「SKY」3大学の推薦入試、競争率14.40倍に低下…地域医師制度導入で志願分散
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【09月14日 KOREA WAVE】韓国のソウル大学、延世大学、高麗大学の2027年度推薦入試の平均競争率が、前年を下回った。現行の入試制度が適用される最後の大学入試であることに加え、地域医師制度の導入で成績上位の理系受験生の志願先が分散し、合格可能性を重視した出願が増えたことが背景にあるとみられている。
予備校の鍾路学院によると、3大学の推薦入試の平均競争率は14.40倍で、前年の14.93倍から低下した。志願者は計10万3014人で、前年の10万6377人から3363人(3.2%)減少した。
大学別では、ソウル大が8.12倍から7.37倍、延世大が15.10倍から14.02倍に低下した。一方、高麗大は20.35倍から20.46倍に上昇した。志願者数もソウル大は前年より1443人(8.0%)、延世大は2786人(8.3%)減ったが、高麗大は866人(1.6%)増えた。
文系では、ソウル大の一般選考で社会学科が18.60倍と最も高く、社会福祉学科が16.57倍、哲学科が15.44倍だった。
延世大では論述選考の競争率が高く、経営学科が100.2倍、真理自由学部(人文)が88.50倍、言論広報映像学部が85.60倍だった。高麗大も論述選考で経営大学が198.33倍、自由専攻学部が114.20倍、哲学科が113.00倍を記録した。
理系では、ソウル大の一般選考で応用生物化学部が15.80倍、バイオシステム素材学部が14.70倍、生物教育科が13.14倍だった。
延世大は論述選考の薬学科が87.00倍で最も高く、天文宇宙学科が43.00倍、社会環境システム工学部が37.80倍。高麗大では論述選考の電気電子工学部が110.30倍、機械工学部が91.15倍、新素材工学部が81.82倍となった。
鍾路学院のイム・ソンホ代表は、現行の入試制度が適用される最後の年であることから、高校3年生を中心に合格可能性を考慮し、難関校・学科への挑戦よりも安定志向の出願傾向が表れたと分析した。
また、地域医師制度の導入で成績上位の理系受験生の選択肢が増え、ソウル大や延世大の理系を中心に志願者が一部分散した可能性があるとの見方を示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News