ソウル・南山の展望台から見たマンション群(c)news1
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【09月14日 KOREA WAVE】ソウルのマンション価格が83週連続で上昇し、過去最長の連続上昇記録まであと2週に迫った。保有税強化の動きを受けて江南地域では価格調整が進む一方、買い需要が中低価格地域に移っているほか、賃貸保証金も上昇しており、ソウル全体の住宅価格は当面下落に転じにくいとの見方が出ている。

韓国不動産院によると、9月第1週のソウルのマンション売買価格は0.20%上昇し、2025年2月第1週以降、83週連続で値上がりした。過去最長はムン・ジェイン(文在寅)政権時代の2020年6月第2週から2022年1月第3週まで続いた85週となっている。

一方、江南、瑞草、松坡の「江南3区」では最近、調整傾向が鮮明になっている。江南区は0.35%、瑞草区は0.30%下落し、いずれも5週連続のマイナス。松坡区も0.02%下がり、21週ぶりに下落へ転じた。

背景には政府による保有税強化の動きがあるとみられている。8月の税制改正案発表後、江南地域を中心に税負担の増加に対する懸念が強まり、売り物件が増えて価格調整につながっている。

ただ、専門家は江南地域のさらなる下落によってソウル全体の上昇幅が縮小する可能性はあるものの、下落に転じるのは難しいとみている。江南以外の地域が価格上昇をけん引しているためだ。

9月第1週は江北区が0.46%上昇し、ソウル25区で最も高かった。道峰区と西大門区がそれぞれ0.43%、城北区が0.42%、冠岳区が0.41%、中浪区が0.40%と続いた。2026年の累計では城北区が13.52%と最も高く、九老区11.06%、江西区11.01%、西大門区10.93%、冠岳区10.40%の順となっている。

賃貸市場の不安も購入需要を刺激している。KB不動産によると、8月のソウルのマンションの賃貸保証金相場は2025年12月と比べて7.59%上昇した。同期間の韓国全体の平均上昇率3.58%の2倍を超える水準だ。

不動産関連会社「都市と経済」のソン・スンヒョン代表は「ソウル全体のマンション価格が下落に転じる可能性は小さい」とし、「以前と異なり、周辺地域が上昇を主導しているためだ」と指摘。賃貸市場の不安が続き、賃貸需要が購入需要へ移る傾向も強まっているとして、現在の状況ではソウルの住宅価格の上昇が続くとの見方を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News