韓国・大邱で性的少数者の文化祭、反対集会も同時開催…警察600人余りを配置
このニュースをシェア
【09月14日 KOREA WAVE】韓国・大邱市中心部で12日、今年で18回目となる「大邱クィア文化祭」が開幕した。
大邱クィア文化祭組織委員会は同日午後、中区の2・28記念中央公園前の国債報償路一帯で、「世の中をクィアに、そして正義に」を掲げて文化祭を開催した。
組織委員会は、今回のスローガンには「世の中のすべての歴史が最終的には性的少数者にとっても平等で正義のある方向へ進んでいく」という希望と意志を込めたと説明した。
文化祭には性的少数者の団体をはじめ、人権・障害者団体、進歩系政党、国家人権委員会大邱人権事務所、大韓エイズ予防協会大邱慶北支会などが参加した。
会場には差別禁止や平等、人権、労働などをテーマにした68のブースが設けられた。参加者は虹の模様やさまざまな旗を使い、性的少数者の人権と多様性を訴えた。
国家人権委員会大邱人権事務所のナム・ギョンヘ所長は「自分が自分として存在し、ありのまま尊重され、いかなる差別や排除もなく安全に生きる権利、それこそが人権の出発点だ」と述べた。
さらに「互いに異なる人生が共存するとき、多様性がもたらす豊かさを享受できる。きょうの場は、私たちの社会が互いの違いを認め、ありのまま受け入れられる包摂的な共同体へ進んでいることを示す大切な道しるべだ」と語った。
会場には約500人が訪れたと推定され、主催者側は延べ人数やパレード参加者を含め、計約3000人が参加すると見込んだ。
参加者は午後5時5分から、2・28記念中央公園を出発し、公平交差点、鳳山六差路、半月堂交差点、中央交差点を経て公園に戻る約2.4キロの区間をパレードする予定とされた。
警察は参加者と文化祭に反対する団体との衝突を防ぎ、安全を確保するため、600人余りの警察官を現場に配置した。午前9時から国債報償路の中央交差点―公平交差点間の片側全車線を規制し、市民への影響を抑えるため、反対方向の1車線をバスが通行できる可変車線として運用した。
一方、文化祭に反対する団体のメンバーら約3000人も同日午後、中区の達句伐大路にある半月堂交差点―桂山五差路一帯で集会を開いた。
週末の大邱市中心部で文化祭と反対集会が同時に開かれたため、国債報償路や達句伐大路の一部区間では渋滞や混雑が発生した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News