【9月14日 AFP】北欧スウェーデンで13日、総選挙が行われた。開票率が50%を超えた時点で、左派の野党陣営が僅差でリードしているが、勝敗はまだ見通せず、接戦が予想される。一方、与党側を支える極右・スウェーデン民主党は支持を落としている。

野党連合の得票率は49.3%で、ウルフ・クリステション首相率いる与党側の49.1%を僅かに上回っている。

複数の出口調査でも、左派の野党陣営4党が与党連合をリードしているが、最後まで勝敗が分からない接戦になる可能性がある。

反移民を掲げるスウェーデン民主党の得票率は17.7%で、2022年の前回総選挙の20.5%から低下。2010年に議席を獲得して以来、初めて支持を減らしている。

スウェーデン民主党は前回総選挙で第2党に躍進。今回の総選挙で初の政権入りを目指している。同党は過去4年間、閣外からクリステション政権を支え、政策に影響力を行使してきた。

一方、左派が勝利した場合、野党4党は政策に隔たりがあり、政権樹立に向けて厳しい交渉を迫られることになる。

今回の選挙では、医療や生活費の高騰に苦しむ世帯への支援が争点となった。世論調査では左派の野党陣営が大きくリードしていたが、終盤には支持率の差が縮まり、接戦となっていた。(c)AFP