韓国出版界、村上春樹の新作に熱視線…版権の前払い印税「10億ウォン台」
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【09月13日 KOREA WAVE】日本を代表する作家、村上春樹の3年ぶりとなる長編小説「夏帆―The Tale of KAHO」の韓国語版が10月に出版される。韓国では村上春樹の新作が発売されるたびに予約販売の段階からベストセラー1位となる「村上春樹シンドローム」が繰り返されており、出版界の関心が集まっている。
韓国語版の版権をめぐっては複数の出版社が獲得競争に参加し、文学トンネが出版権を獲得した。出版界では今回の前払い印税が10億ウォン(約1.1億円)台に上るとの見方が出ている。前払い印税は出版後に発生する印税を作家にあらかじめ支払うもので、作家の市場での影響力を示す指標の一つとされる。ただ、文学トンネは具体的な契約額について「契約上、明らかにできない」としている。
高額とみられる版権をめぐって出版社が競争する背景には、村上作品の韓国での販売力がある。オンライン書店YES24によると、2009年8月末に発売された「1Q84 BOOK1」は同年9月第2週にベストセラー1位となり、20週間にわたって首位を維持した。
その7年後に発売された長編「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」も予約販売開始と同時に1位となり、その後5週間にわたり順位を維持した。
直近の作品「街とその不確かな壁」も、前作から6年ぶりの新作として予約販売開始と同時に1位を獲得。3週連続で首位となり、年間ベストセラーでは8位、小説・戯曲・詩部門では年間1位となった。
村上作品は予約販売で購入が集中した後、発売日に再び購入が増える傾向もみられる。「騎士団長殺し」第1、2部は発売日の購入量が前日比89.5%増え、「街とその不確かな壁」も43.0%増加した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News