【09月13日 KOREA WAVE】
檀園キム・ホンド(金弘道)の「百歳老頭陀」=ソウルオークション提供(c)NEWSIS
檀園キム・ホンド(金弘道)の「百歳老頭陀」=ソウルオークション提供(c)NEWSIS

日本から戻った金弘道の絵画「百歳老頭陀」、韓国で初競売へ…第2代韓国統監・曾禰荒助の旧所蔵品か

かつて日本へ渡っていた朝鮮王朝後期の代表的画家、タノン(檀園)・キム・ホンド(金弘道、1745~1806年頃)の絵画が韓国へ里帰りし、初めてオークションに出品されることが分かった。

韓国の大手美術品競売会社「ソウルオークション」は2026年9月22日、ソウル・江南センターで開催する第195回美術品競売に、金弘道の作品「百歳老頭陀」を出品すると発表した。予想落札価格は3000万~6000万ウォン(約330万~660万円)。

同作品は、世俗の煩悩を断ち切って仏道修行に専念する老僧(頭陀)と、それに付き従う童子の姿を描いたもの。大韓帝国末期に伊藤博文の後を継いで第2代韓国統監を務めた曾禰荒助(1849~1910年)の旧所蔵品と推定されている。曾禰が所有していた軍馬の写真や、当時の書家クォン・ドンスの書が収められた巻物とともに大切に保管されてきたという。

今回の競売には、海外(日本)から回収・返還された文化遺産を紹介する特別企画「帰還―還収文化遺産」が設けられており、「百歳老頭陀」をはじめ計4点の作品が一般に初公開される。

このほか競売には、韓国近代美術の巨匠パク・スグンが1960年に描いた油彩画「街」(開始価格5億ウォン)や、単色画を代表するパク・ソボの大型作品、日本の現代美術家・草間彌生氏の「Pumpkin」(1994年作、予想価格8億~9億5000万ウォン)など、古美術から現代アートまで計101点(最低予想落札総額約85億ウォン規模)が出品される。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News