【9月13日 AFP】ウクライナは12日、ロシアの全土に対する攻撃により少なくとも7人が死亡、約60人が負傷したと発表した。ロシアは、冬の到来を前に攻勢を強めている。

当局によると、南部ザポリージャ州、中部ジトーミル州でそれぞれ2人が亡くなった。また鉄鋼大手アルセロール・ミタルは、中部ドニプロペトロウシク州クリビーリフにある自社工場へのミサイル攻撃により、従業員2人が死亡し、生産施設が被害を受けたと発表した。

ジトーミル州の犠牲者2人は、首都キーウの西約230キロに位置するズビアヘルで食料品店が攻撃を受けた際に死亡した。

ウクライナのセルギイ・コレツキー首相は、ロシアがここ数日キーウ市内や高速道路沿いのガソリンスタンドへの攻撃を増加させているとして警備の強化を呼びかけた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、オデーサ州オデーサの集合住宅がロシアの攻撃を受け、37人が負傷し、救助隊が行方不明の2人を捜索していると述べ、同州内チョルノモルスクでも11人が負傷したと明かした。

ゼレンスキー氏は「一般市民があからさまにテロ攻撃の標的とされる中、世界の主要国の対応がロシアのエスカレーションのレベルに見合っていない」と批判した。

一方、ウクライナ側もロシア国内への報復攻撃を強めており、ゼレンスキー氏によると、ロシアのペルミ地方やサマラ州にある化学企業を攻撃したという。(c)AFP