韓国政府、秋夕の物価対策に900億ウォン追加…水産物2万2000トン供給へ
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【09月12日 KOREA WAVE】韓国政府は秋夕の需要期に向けた物価安定策として、従来の1030億ウォン(約111億円)規模の農畜水産物の値下げ支援に900億ウォン(約97億円)を追加投入する。農畜産物の値下げキャンペーンを秋夕連休まで1週間延長し、購入上限を撤廃するほか、政府備蓄の水産物も2000トン追加し、通常の3倍となる計2万2000トンを供給する。
韓国企画財政省は9日、政府ソウル庁舎でカン・ギリョン次官補の主宰による物価関係省庁会議を開き、秋夕の生活安定対策を補完する方針を発表した。
政府は1日に発表した1030億ウォン規模の値下げ支援に、利用可能な予算900億ウォンを追加する。これに伴い、3~23日の予定だった農畜産物の値下げキャンペーンを30日まで延長する。
期間中は、従来1人当たり毎週2万ウォン(約2200円)だった値下げの上限も撤廃し、対象商品を制限なく割引価格で購入できるようにする。
水産物については、政府備蓄の2万トンにスケトウダラ1300トン、イカ300トン、イシモチ300トン、干しイシモチ100トンの計2000トンを追加する。供給価格も市価に比べ最大40%安い水準から最大50%安い水準に引き下げ、卸売市場やスーパー、伝統市場などに供給する。
加工食品の値下げに参加する企業は20社に拡大。9月中に計4765品目を対象として、最大64%引きのキャンペーンを実施する。
韓国消費者団体協議会の調査によると、秋夕の3週間前時点で4人家族の祭祀用食品の購入費用は平均31万3089ウォン(約3万3800円)で、2025年の32万370ウォン(約3万4600円)から2.3%下落した。
政府は便乗値上げへの対応も強化する。14~22日には行政安全省、文化体育観光省、公正取引委員会、国税庁、警察などが市場や観光地の飲食店、宿泊施設などを合同で現地調査する。16~20日の伝統市場での商品券還元キャンペーン期間には、便乗値上げを重点的に監視する。
宿泊施設や飲食店、タクシーへの制裁も強化する。初回の違反では宿泊施設と飲食店は5日間の営業停止、タクシーは最長30日間の資格停止処分とする。正当な理由なく宿泊予約を一方的にキャンセルした場合、キャンセル料金の200%を賠償するよう消費者紛争解決基準を2026年中に改定する方針だ。
政府はまた、関税割当制度の悪用を取り締まり、10社で5468億ウォン(約591億円)規模の違法・不公正行為を摘発したと発表した。85億ウォン(約9億2000万円)の過料を科し、586億ウォン(約63億3000万円)の脱税分を追徴する予定としている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News