【9月12日 AFP】フィリピン沖で発生したフェリーの火災で死亡した乗客の遺体が12日午前、パラワン州のリゾート地コロン近郊の港に到着した。フィリピン沿岸警備隊は、35人となった死者数が今後さらに増える恐れがあるとみている。

沿岸警備隊の広報担当官ノエミ・カヤビヤブ氏は12日の記者会見で、「現在は遺体の収容に集中しており、その後、捜査を進める」と述べ、遺体が船内のエコノミー客室エリアで発見されたことを明かした。

船内に残されている遺体の数について問われたカヤビヤブ広報官は、当局が同日中に最新情報を発表すると述べた。

同広報官が11日夜にAFPに語ったところによると、遺体を輸送する巡視船の積載能力の都合上、第1陣の輸送は30体に制限され、残りの遺体はフェリーに残されたままだという。

火災発生直後には、別に5人の死亡が確認されていた。

沿岸警備隊が公開した写真には、防護服を着た作業員らが小型船に遺体が収められた袋を並べる様子が写っていた。

これまでに乗客30人と乗組員13人が救助された一方、54人の行方が分かっていない。(c)AFP