【9月12日 AFP】アフリカ・コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の流行は同国史上最悪の規模となっており、第7の州となる南ウバンギ州にも感染が拡大した。同州の知事が11日、明らかにした。南ウバンギ州は、中央アフリカ共和国およびコンゴ共和国と国境を接している。

コンゴ民主共和国当局の最新データによると、今回の流行では、6843人の確定症例のうち3310人が死亡した。

感染は北東部のイトゥリ州で始まり、紛争に揺れる辺境の東部および北部地域へと広がった。これらの地域では非政府武装組織が何十年も横行しており、行政機能が弱く、医療インフラも著しく不足している。

南ウバンギ州知事室が11日にAFPへ送った声明によると、疑い例の検査分析を経て、同州でのエボラ出血熱の流行を正式に宣言した。

ジャンルネ・ガレクワ知事代行が記者団に語ったところによると、エボラ患者1人がこれまで感染例のなかった州を含む複数の州をまたぐ長距離移動を行った後、同州内で死亡したという。

ガレクワ氏は「患者および船がたどったルートにより、北ウバンギ州、チョポ州、モンガラ州の住民がリスクにさらされている」と述べ、「患者と接触した38人が特定され、隔離措置が取られている」と明かした。(c)AFP