ソウル市瑞草区の「Samsung Gangnam」に展示された新製品=2026年8月7日(c)news1
ソウル市瑞草区の「Samsung Gangnam」に展示された新製品=2026年8月7日(c)news1

【09月12日 KOREA WAVE】サムスン電子の「Galaxy Z Fold8」シリーズが好調な売れ行きをみせ、韓国でiPhoneからGalaxy Zシリーズへ乗り換える消費者が大幅に増えている。

韓国の通信・流通業界によると、「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Fold8 Ultra」「Galaxy Z Flip8」に端末を変更した利用者のうち、アップルのiOSから移行した人の割合は前モデルと比べて2倍に増えた。

韓国通信事業者連合会(KTOA)によると、8月の携帯電話番号移行件数は68万346件。2025年同月の64万4618件、前月の63万5361件をいずれも上回った。

番号移行全体が増える中、iPhoneからGalaxyへ乗り換える需要が急増した背景には、2026年下半期に初めて発売された画面比率4対3の横長折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold8」の人気があるとみられている。

Galaxy Z8シリーズは7月28日から8月3日までの韓国内の予約販売で計144万台を記録し、過去最多となった。

Galaxy Z Fold8はパスポートに近い画面比率に加え、洗練されたカラーや薄型デザインが特徴で、iPhoneの主要利用層でもある10~30代からも人気を集めている。

特に横幅の広い画面比率は、電子書籍やウェブ漫画、YouTubeなど10~30代の主要なコンテンツ利用に適しているとの評価が出ている。仕事や学習にも使いやすく、複数の作業を同時に進めることが多い20代後半の利用者からも好評という。

大画面に慣れた後、従来型スマートフォンの縦長で狭い画面比率に不便さを感じる利用者も出ている。

スマートフォンの基本ソフト(OS)をまたぐデータ移行が容易になったことも、iPhone利用者の乗り換えを後押ししているとみられる。

サムスン電子は「Smart Switch」を提供しており、従来のスマートフォンに保存されたデータを新しいGalaxy端末へ移せる。iPhoneからも別途アプリをインストールせず、QRコードを読み取るだけで、写真や連絡先、メッセージ、パスワード、通話履歴、eSIM情報など20項目を転送できる。

また、サムスン電子の「Quick Share」がiPhoneの「AirDrop」と互換性を持つようになり、Galaxyへの乗り換え後も周囲のiPhone利用者と従来と同様にファイルを共有できるという。

一方、アップルも9月中に初の折りたたみ型iPhoneを公開し、サムスン電子が先行する横長折りたたみスマートフォン市場に参入する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News