韓国軍、毎年170万人の予備役訓練データをAI分析へ…個別訓練や動員指定に活用
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【09月12日 KOREA WAVE】韓国軍が、毎年約170万人に上る予備役の訓練結果を人工知能(AI)で収集・分析し、訓練や動員制度の改善に活用する仕組みの構築に乗り出した。
韓国の年間予備役は約256万人で、このうち約170万人が動員されて訓練を受ける。訓練結果は毎年蓄積されているものの、総合的に収集・分類、分析し、制度改善までつなげる体系が十分に整っていないという。
軍によると、国防省予備戦力政策官室は最近、「AI基盤予備役訓練結果データ収集・分析体系構築研究」を外部委託し、研究機関を募集している。AIとクラウド技術を活用して訓練結果を体系的に管理し、予備役制度の発展に生かすための基礎研究だ。
国防省関係者は、人口減少によって常備戦力が減る中、予備戦力の重要性が高まっていると説明。「年間約170万人に達する予備役訓練参加者の訓練結果が体系的に蓄積・分析されていないのが現実だ」と指摘した。
そのうえで、大規模な訓練結果を収集・分析する技術基盤がこれまでなかったとして、AIやビッグデータ技術を活用し、データを収集、蓄積、分析できる仕組みを整える必要があるとした。
国防省は今回の研究で、現在の訓練結果の収集・管理状況を分析し、訓練成果を測定する指標の標準モデルを策定するよう求めている。軍事施設では内部ネットワークを使用していることから、データの生成から保存までの過程を点検し、情報が失われる部分の制度的、技術的な問題も調べる。
さらに、訓練結果を蓄積・管理するデータベース(DB)を設計し、参加者の訓練履歴や軍事特技などと連携させ、将来的にAIで分析できる仕組みを構築することも主要課題とした。
民間の商用AIやクラウド技術の利用が軍事上の機密保持に問題を生じさせないかも検証し、危険要因が確認された場合の管理策も検討する。
蓄積したデータについては、予備役一人一人に合わせた訓練体系や動員指定モデルなど、制度改善に活用するための基本構想をまとめる。
国防省は、2027年に予定するAI活用型の予備役訓練結果分析モデルの概念設計事業に利用できる具体的なDB設計案も求めている。予備役訓練場からデータを送受信するインターネット環境の整備費用を算出し、国防予算や国防中期計画への反映につなげる方針だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News