韓国、2040年に高齢者の10人に1人が認知症の見通し…患者177万人と推計
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【09月11日 KOREA WAVE】韓国で2040年には65歳以上の高齢者の10人に1人以上が認知症になるとの推計が示された。保健福祉省が発刊した「2025保健福祉白書」によると、2040年の65歳以上人口1715万人のうち、10.34%に当たる177万人が認知症になると予測されている。
高齢人口の増加に伴い、認知症患者は増え続けている。65歳以上の認知症患者は2020年の75万人から、2021年79万人、2022年83万人、2024年91万人、2025年96万人と増加した。2025年の65歳以上の認知症有病率は9.09%だった。
今後も増加が続き、2030年には120万人、有病率9.22%となる見通し。2040年には177万人、10.34%、2050年には223万人、11.81%まで上昇すると推計されている。
認知症患者の増加とともに医療費も膨らんでいる。国民健康保険の健康保険研究院によると、韓国の40歳以上の認知症医療費は2010年の7797億ウォン(約858億円)から、2012年には1兆1558億ウォン(約1271億円)となり、初めて1兆ウォンを超えた。
その後、2016年には2兆891億ウォン(約2298億円)、2020年には3兆416億ウォン(約3346億円)に増加。2023年には3兆3373億ウォン(約3671億円)となり、年平均約11.9%の増加率を記録した。
2026年の認知症医療費は3兆4161億~3兆8037億ウォン(約3758億~4184億円)と予測されている。2030年には3兆6619億~4兆4482億ウォン(約4028億~4893億円)まで増える見通しだ。
特に高齢女性に医療費が集中している。2023年の男性では80~89歳が3779億ウォン(約416億円)、90歳以上が1008億ウォン(約111億円)で、80歳以上が男性全体の医療費の52%を占めた。
女性では80~89歳が1兆3041億ウォン(約1435億円)、90歳以上が6839億ウォン(約752億円)に達し、この2つの年齢層だけで女性全体の約82%を占めた。
研究チームは、認知症患者が全体的に大きく増え、特に高齢女性で増加幅が目立つと説明。男性は60~69歳で1人当たりの医療費が最も高く、その後は年齢とともに減少する一方、女性は年齢が高くなるほど増える傾向があるとした。
その背景について、70歳以上の女性は平均余命が比較的長く、認知症を患う期間が長期化することで、重症化に伴う長期治療や介護費の負担が拡大するためと分析している。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News