韓国LG電子、初のヘアドライヤー「AirDew」公開…14兆ウォン市場でダイソンに挑戦
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【09月11日 KOREA WAVE】韓国のLG電子が初のヘアドライヤー「LG AirDew」を公開し、14兆ウォン(約1兆5400億円)規模の世界市場に参入する。生活家電で培ったモーターやセンサー、空気の流れを制御する技術に加え、スマート家電プラットフォーム「LG ThinQ」との連携を武器に、ダイソンが存在感を示すプレミアム市場を狙う。
LG電子はドイツ・ベルリンで開かれた欧州最大級の家電・IT見本市「IFA 2026」で、発売予定のAirDewを公開した。同社がヘアドライヤーの完成品を披露するのは今回が初めてだ。
最大の特徴は、LG電子が独自開発した空気力学技術「トリプル・エアフルイディクス」。高速で多方向の空気の流れを作り、1分間に最大5.8グラムの水分を除去する。低温でも風量、風速、風圧を精密に制御し、髪を素早く乾かせるよう設計した。
センサーがドライヤーと髪の距離を感知し、髪の温度を約55度に維持する。過度な熱への露出を抑えながら髪内部の水分を守る仕組みで、温度制御と「エアグライド・ブラシ効果」により髪を整え、スタイリングも支援する。
一般、温風・冷風、ダメージケア、ペットケアの4モードを備え、温度と風量はそれぞれ3段階で調節できる。使用中に本体を置くと5秒以内に一時停止し、再び持ち上げれば使用を再開。5分間使わなければ電源が自動的に切れる。
LG ThinQと接続すれば使用履歴を管理できるほか、ペットケアモードなどもダウンロードできる。ペットの毛を乾かす際の負担を減らすよう、温度と風量を調整する。
本体重量は約365グラム。ファストドライ、カールスタイラー、ボリューマイザー、スムースの4種類のノズルを用意し、磁石式で片手でも着脱できる。カラーはパールベージュ、パールセージ、グラファイト、メタリックオレンジの4色となる。
市場調査会社フォーチュン・ビジネス・インサイツによると、世界のヘアドライヤー市場は2025年の100億4000万ドル(約1兆4760億円)から、2026年には106億2000万ドル(約1兆5610億円)へ拡大する見通し。2034年には172億2000万ドル(約2兆5310億円)に達すると予想されている。
プレミアム市場では、ダイソンが「Supersonic」シリーズで強い風と熱によるダメージを抑える機能を前面に出し、地位を築いてきた。LG電子はモーターやセンサー、空気制御技術とThinQの接続性で差別化を図る。
AirDewの発売時期や販売国、価格は現在調整中で、具体的な販売計画は今後発表する。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News