「Wave Seoul 2026」で新製品「オリジオXM」を説明するウォンテックのキム・チャンヨン副社長(c)news1
「Wave Seoul 2026」で新製品「オリジオXM」を説明するウォンテックのキム・チャンヨン副社長(c)news1

【09月11日 KOREA WAVE】韓国のレーザー・エネルギーベース医療ソリューション企業ウォンテックが、高周波(RF)と高密度焦点式超音波(HIFU)を1台に搭載した新製品「オリジオXM」を初公開した。患者の肌の状態や顔の部位に応じ、異なるエネルギー方式を選択、組み合わせて施術できるのが特徴だ。

ソウルのウォーカーヒルホテルで5日に開かれたウォンテックのグローバルシンポジウム「Wave Seoul 2026」で、キム・チャンヨン副社長が新たなフラッグシップモデルとして紹介した。

キム副社長は、従来モデル「オリジオ」、性能を拡張した「オリジオX」、フラッグシップモデル「オリジオXM」の3製品で、それぞれ異なる顧客のニーズに対応できるようになったと説明した。

会場には韓国の医療関係者約250人、海外の医療関係者約40人のほか、インフルエンサーらが多数参加した。日本や中国、タイなどアジア各国から訪れたインフルエンサーも製品を撮影するなど、高い関心を示した。

約2年前からオリジオ製品を使用しているインドネシアの皮膚科医、デービッド・ルイス氏は「オリジオの長所の一つは施術速度が非常に速いこと」と評価。別製品「タイタン」についても、エネルギーが強力でありながら他の機器に比べて患者が感じる痛みが少ないと述べた。

オリジオXMは、美容医療で広く使われるRFとHIFUの両方を搭載した。RFは高周波で皮膚に熱を伝え、弾力改善などを促す方式。HIFUは超音波エネルギーを皮膚の下の狙った深さに集中させ、より深い組織まで選択的にエネルギーを届ける方式だ。従来は異なる機器が必要だった2種類の施術を1台で利用できるようにした。

講演した皮膚科「ザ・セル皮膚科」のシム・ヒョンチョル院長は、同じ40代でも顔の老化の進み方は人によって異なり、同じ人でも顔の左右で程度が違う場合があると指摘。「重要なのは患者の顔を正確に把握し、それに合った治療をすることだ」と説明した。

顔の老化は皮膚だけでなく、脂肪や筋膜など複数の層で複合的に進むため、患者によって肌の質感改善、リフトアップ、顔の輪郭改善など必要な施術が異なるという。このため顔全体に同じ方法でエネルギーを加えるのではなく、部位や状態に応じて施術方法を変える必要があるとした。

シム院長は、オリジオXMについて「異なる深さと役割を組み合わせられるため、患者の特性に合わせ、よりきめ細かな治療戦略を立てられるプラットフォーム」と評価した。

シンポジウムでは、ウォンテックが発売を準備している「タイタン」と「ベラスター」も紹介された。また、同社のブランドモデルを務める俳優ウォン・ジアンも会場を訪れ、新製品の公開を祝った。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News