韓国で外国人労働者の未請求保険金が過去最大…323億5700万ウォンに
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【09月11日 KOREA WAVE】韓国で外国人労働者が受け取れていない休眠保険金が323億5700万ウォン(約35億6000万円)に達し、過去最大となったことが分かった。外国人労働者の増加に伴い、保険の加入や支給規模が拡大する一方、請求されないまま残る保険金も増えている。
韓国与党「共に民主党」のパク・ヘチョル議員が雇用労働省から提出を受けた資料によると、2025年に外国人労働者へ支給された出国満期保険は11万3483件、約4574億ウォン(約503億1000万円)だった。帰国費用保険は5万482件、約245億ウォン(約27億円)が支給された。
韓国の外国人雇用法では、非専門就業(E-9)と訪問就業(H-2)の在留資格で入国した外国人労働者と雇用主に対し、それぞれ帰国費用保険と出国満期保険への加入を義務付けている。
外国人労働者は在留期間を終えて帰国したり、在留資格を変更したりした場合などに保険金を受け取ることができる。
外国人労働者の増加に伴い、保険の加入と支給も増加している。出国満期保険の納付件数は2021年の5万6134件から2025年には12万8826件へ2倍以上に増え、帰国費用保険も1万7621件から6万7738件に増加した。
支給件数も出国満期保険が2021年の6万6908件から2025年には11万3483件へ、帰国費用保険が3万9427件から5万482件へそれぞれ増えた。
一方、支給要件を満たしているにもかかわらず保険金を受け取らないまま消滅時効を迎えると、休眠保険金として扱われる。
2026年6月末時点で消滅時効を過ぎた保険金は、出国満期保険が209億1100万ウォン(約23億円)、帰国費用保険が369億7900万ウォン(約40億7000万円)で、計578億9000万ウォン(約63億7000万円)に上った。
このうち、韓国産業人力公団の休眠保険金返還事業により、出国満期保険100億9600万ウォン(約11億1000万円)、帰国費用保険154億3700万ウォン(約17億円)の計255億3300万ウォン(約28億1000万円)が支給された。
それでも2026年上半期時点で、外国人労働者がまだ受け取っていない休眠保険金は5万4572件、323億5700万ウォン(約35億6000万円)に上る。2025年同期の307億6000万ウォン(約33億8000万円)から15億9700万ウォン(約1億8000万円)増え、過去最大となった。
パク議員は「外国人労働者が正当に受け取るべき保険金を逃すことがないよう、休眠保険金を持ち主に返す取り組みをさらに積極的に拡大し、残った保険金の活用策も整える必要がある」と述べた。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News