韓国ホテルの秋夕ギフトが進化…国内で購入可能「残り1本」の希少ワインも
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【09月10日 KOREA WAVE】韓国のホテル業界で、秋夕(チュソク)のギフトセットが韓牛や果物など伝統的な食品中心から、個人の好みやライフスタイルを意識した「体験型」の商品へと広がっている。希少な高級ワインをはじめ、ホテルの香りを再現した商品やウェルネスサービス、シェフが調理した料理など、多彩な商品が登場している。
朝鮮ホテル&リゾートは、ソムリエが厳選した希少ワインセットを用意した。伝説的なワイン醸造家アンリ・ジャイエの遺産と呼ばれるブドウ畑で生産された「メオ・カミュゼ・ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・パラントゥー2023」などをそろえた。このうち2023年のクロ・パラントゥーは韓国に3本しか輸入されず、現在購入できるのは1本だけだという。
グランドハイアット・ソウルはペリエ・ジュエとキャビアを組み合わせたセットなどを、コートヤード・マリオット・ソウル南大門はワイン「テヌータ・サン・グイド・グイダルベルト2023」と最高等級「1++」の韓牛セットを用意した。
ホテルで体験できる香りや休息を自宅でも楽しめる商品も増えている。ウォーカーヒル・ホテル&リゾートは、ホテルロビーの香りを取り入れた布製品用ルームスプレーを秋夕ギフトとして初めて発売。朝鮮ホテル&リゾートもディフューザーや高密度タオルのセットを販売する。
ロッテホテル&リゾートは、2026年第2四半期の売り上げが前四半期比80%増えた高級バスアメニティを従来の2種類から6種類に拡大。バンヤンツリー・クラブ&スパ・ソウルは、ホテル独自の香りを楽しめるオイルバーナーやボディーケア用品、スパ利用券を組み合わせたセットを展開する。フォーシーズンズホテル・ソウルもキャンドルやディフューザー、ルームスプレーなどをそろえた。
秋夕の食事を準備する負担を減らす、ホテルシェフによる調理済みの持ち帰り料理も目立つ。ル・メリディアン・ソウル明洞は、3色のナムルやチヂミ、チャプチェ、LAカルビ、牛カルビ煮など8~9種類の料理と清酒を組み合わせたセットを販売する。
グランド・インターコンチネンタル・ソウル・パルナスは中華料理店の佛跳牆や調理済みの牛カルビ煮などを、フェアモント・アンバサダー・ソウルも7日間かけて煮出した高級佛跳牆を用意した。
購入者が中身を選べるギフトも登場した。ホテル・ナル・ソウルMギャラリーでは、アマンドショコラやフィナンシェ、ティーバッグなど6種類のデザートから1~2種類を選べるベーカリーセットを企画。ケンジントンホテル&リゾートは産地直送の特産品や韓牛セットに加え、韓国内外の宿泊券や食事券もそろえた。
ホテル業界関係者は、かつては韓牛や果物など秋夕に消費する食品が中心だったが、最近はホテルのブランドや空間、サービスを体験できる商品まで範囲が広がっていると説明。贈る相手の好みに合わせ、希少性や実用性、体験を基準に選べるよう商品が細分化しているとした。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News