韓国コンビニ、食品ブームは「3カ月でも長い」…SNSで流行周期が急速に短期化
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【09月10日 KOREA WAVE】韓国でSNSやショート動画をきっかけに、食品や菓子類の流行周期が急速に短くなっている。以前は人気商品が約1年間支持されることもあったが、最近では長くても数カ月、短ければ半月から1カ月ほどで消費者の関心が別の商品へ移っている。
コンビニ業界でも、次に何が流行するかを見極めるだけでなく、流行の初期段階でいかに素早く商品を投入し、人気が落ちる前に供給量を調整するかを競っている。
業界によると、GS25は最近、食品・菓子類の流行周期が従来の約1年から3~4カ月程度に短縮したとみている。特にデザート類では約3カ月ごとに新たなトレンドが登場する傾向がある。
CUはさらに短期化していると分析する。以前は数カ月続いた食品の流行が、最近では長くても1カ月、短ければ半月ほどにとどまるという。2~3年前には人気商品が発売後に販売のピークを迎えるまで2~3カ月かかったが、最近では発売前からSNSで話題となり、発売直後に品切れとなるケースが相次いでいる。
セブンイレブンも、ドバイチョコレートのブームが約1カ月、その後に登場したバター餅類は2~3週間程度だったと分析。海外のデザートがショート動画やクリエーターのコンテンツで急速に広がる一方、新商品が登場すると消費者の関心も素早く移る構図だ。
最近の代表例が「ドバイもちもちクッキー」だ。CUでは関連シリーズがこれまでに約1500万個売れた。外国人による売り上げが35%を占めるCU聖水デザートパーク店でも、依然としてデザート販売1位となっている。
GS25でも「ドバイもちもちクッキー」をはじめとする第2世代のドバイチョコレートデザートが2025年12月末から人気を集め、2026年1月末には関連商品の販売率が100%近くに達した。3月初めにも約90%を維持した。
イーマート24は最近のトレンド商品の流行期間を平均1~2カ月程度とみている。バター餅やウベなどは約1カ月、「ドバイもちもちクッキー」のような大ヒット商品は約3カ月、イエローチーズのように6カ月近く人気が続く商品もあり、ばらつきが大きい。
こうした変化を受け、コンビニの商品開発手法も変わっている。SNSや販売データでトレンドを素早く把握して商品化し、販売ペースが鈍れば供給量をすぐに調整する方式だ。
GS25は2022年から独自のAIトレンド分析システムを使い、オンラインでの消費者の反応や商品への言及量、顧客特性などを分析している。2025年12月には「トレンド商品差別化チーム」を新設し、韓国内外のSNSやオンラインコミュニティー、ポータルサイトなどを常時監視している。
CUもインスタグラムやTikTokでの拡散状況、SNSでの言及量、検索キーワードなどを分析し、毎月のトレンド報告書をもとにヒットする可能性がある商品を発掘している。セブンイレブンは流行初期にデザート専門メーカーと協力して商品を素早く投入し、長く続くトレンドと判断すれば人気店や専門家と組んだプライベートブランド商品へ拡大する戦略を採っている。
一方、流行予測を誤れば在庫が負担となる。全国の店舗に供給するには原材料や包装資材を事前に確保する必要があり、商品を発売した時点でブームが終われば在庫を抱えることになる。このためCUは消費期限が1週間以内の冷蔵デザートの販売量を毎日確認して供給量を調整。イーマート24も販売ペースが鈍った商品の発注量を減らしたり、早期に販売を終了したりしている。
業界関係者は、最近は消費者のトレンドが非常に速く変化し、かつてのハニーバターチップのように一つの商品が1年近く人気を維持するケースは珍しく、「3カ月でも長い方だ」と説明。人気の味をさまざまな派生商品へ広げ、新たな需要を生み出す戦略が重要になっていると指摘した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News