国立古宮博物館の公式SNS(c)news1
国立古宮博物館の公式SNS(c)news1

【09月10日 KOREA WAVE】韓国・ソウル中心部でランニンググループのマナーを巡る市民の不満が相次ぐなか、国立古宮博物館がランナーに対し、個人の荷物を館内の無料ロッカーに預けることを控えるよう異例の呼びかけをした。

国立古宮博物館は最近、公式SNSに「ランニング用品の保管、しばらく控えてください」と題した案内を掲載した。

博物館側は「博物館のロッカーは『博物館の観覧客』のための空間。国立古宮博物館の無料ロッカーは、展示を観覧する人の利便性と快適な観覧のために設けられた施設」と説明した。

さらに「屋外での運動や個人的な用事のために長時間荷物を預けることで、実際に展示室を訪れた観覧客が利用できなくなっている」として、ランニングバッグやランニングシューズなどの運動用品を預けることを控えるよう求めた。

ロッカーの利用時間は午前9時30分から午後5時まで。博物館側は、入場締め切りとなる午後5時以降はロッカーの利用や荷物の取り出しが制限される場合があるとし、「すべての観覧客が円滑に利用できるよう、観覧目的以外での荷物の保管は控えてほしい」と呼びかけた。

博物館に隣接する西村や景福宮一帯は、ランニングの人気スポットとして注目を集めている。景福宮、青瓦台、清渓川一帯を結ぶ約8キロのコースが人気となり、多くのランナーが集まっている。

今回の案内が知られると、オンライン上ではランニンググループへの批判が相次いだ。

ある市民は「景福宮駅にも有料ロッカーがあるのに、数千ウォンを惜しんで博物館まで預けに行くのか。自分もランナーだが、見ていて気持ちのいいものではない」と指摘した。

ほかにも「ランナー自身がランニング文化を迷惑な文化にしている」「30万ウォンのランニングシューズを買うお金は惜しくないのに、ロッカーの利用料は惜しいのか」「古宮周辺を集団で走るのも不便なのに、博物館のロッカーまで使うのか」「なぜランニングは必ず集団でしなければならないのか」など、否定的な反応が寄せられた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News