ウクライナ、約3000キロ離れたロシア北極圏に初のドローン攻撃
このニュースをシェア
【9月10日 AFP】ロシア当局は9日、ウクライナのドローンが同国北極圏ヤマロネネツ自治管区にある工業施設で火災を引き起こしたと発表した。同地域はウクライナ国境から約2800キロ離れている。
ウクライナの特殊部隊は、2022年にロシアがウクライナへの侵攻を開始して以降ではロシア国内で最も深部への攻撃として、この地域の二つのガスコンデンセート処理施設を攻撃したと発表した。
ロシア側はこれらの主張について直ちにコメントを出していない。
ヤマロネネツ自治管区のドミトリー・アルチュホフ知事はテレグラムで、「ノビィウレンゴイの工業施設に対するドローン攻撃を本日撃退した。ドローンの落下破片により火災が発生した」とし、「最も重要なのは、死者や負傷者が出なかったことだ。被害の規模と状況については現在確認中である」と付け加えた。
人口約10万人のノビィウレンゴイは、北極線のすぐ南に位置する。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、市上空に煙が立ち上る様子や、工業施設とみられる建物から炎が上がる様子が映っている。
ウクライナの兵器製造企業ファイアポイントは、ソーシャルメディアへの投稿で、ドローンが「3300キロ以上を飛行し、標的への攻撃に成功した」と明らかにした。
ウラル連邦管区の大統領全権代表を務めるアルチョム・ジョーガ氏は、今回の攻撃が管区内の北極圏地域に対する初の直撃となったと述べた。
ウクライナはここ数か月、ロシア軍による自国都市への連日の攻撃に対する報復として、ロシア本土に対する長距離攻撃を激化させている。
今月初めにウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、戦争の期間中に自国のドローンにより、ロシア領空は危険な状態になると述べていた。(c)AFP
