MBCニュースの放送画面(c)news1
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【09月09日 KOREA WAVE】韓国・釜山のマンションで、元交際相手と口論していた20代女性が転落して死亡した事件を巡り、遺族がKBSに対し、公開の場で見解を示すよう求めた。

遺族は3日、KBSの視聴者請願掲示板に「釜山マンション転落死の遺族です」と題した請願文を掲載。「理不尽な形で愛する娘を失った」と苦しみを訴えた。遺族は、女性が加害者から継続的なストーカー被害を受けた末に死亡したと主張している。

遺族は「その日から私の時間は止まってしまった。毎晩涙を流し、生きていることさえ罪悪感を覚える苦しみの中で一日一日を耐えている」と吐露。「時間がたてば少しは良くなると言われるが、娘への恋しさと無念さはむしろ深まるばかりだ」とした。

遺族が特に問題視したのは、加害者の家族が現在も放送活動を続けていることだ。「娘を奪った加害者の家族は今も平穏な日常を送っている。特に加害者の姉は現在、KBSの平日夕方の連続ドラマで重要な役を演じ、俳優として活動している」と主張した。

さらに「私たちの娘は無念の死を遂げたのに、加害者家族の娘は俳優として活躍している。世の中はなぜこれほど不公平なのか」と訴えた。テレビで加害者家族の姿を見るたび、娘を守れなかったという自責の念に襲われるとも明かした。

遺族は「ただ、娘の無念が世の中から忘れられないことを願っている」とし、KBSに対して「このような事実を知っていたのか、知らなかったのか見解を示してほしい。公共放送として責任ある対応を求める」と訴えた。

事件は2024年1月の未明、釜山のマンション9階で発生した。当時、20代女性が元交際相手と口論している最中に転落し、死亡した。警察の捜査では、元交際相手が被害者に対して継続的にストーカー行為や暴行を加えていた状況などが明らかになった。

元交際相手はストーカーや脅迫、退去要求に応じなかった罪などで起訴された。遺族は、被害者が転落時に窓枠につかまっていたことなどを根拠に自殺ほう助罪の適用を求めたが、同罪は裁判に反映されなかった。

一審は元交際相手に懲役3年6カ月、二審は懲役3年2カ月をそれぞれ言い渡した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News