中国とロシア 北極海で初の海氷合同観測を実施
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【9月14日 CGTN Japanese】中国の第16回北極海科学探査任務を遂行している科学探査船「雪龍2号」は現在、北極海を航行しています。この期間に、中国の探査チームはロシア北極・南極研究所(AARI)に所属するロシア人研究者2人と共に、北極海の海氷観測を合同で実施しました。これは中国とロシアが海氷観測分野において、初めて現場での観測協力を進めたものです。
北極海の海氷減少は、これまで約50年間にわたり地球システムで生じた顕著な変化であり、気候変動の「指標」ともみられています。「雪龍2号」の海氷観測チームの林龍隊長によると、今回の中ロ合同観測では、船舶航行中に実施する人手による現場観測が主な内容であり、海氷の密度、種類、サイズ、厚さ、積雪の厚さなどを計測し、衛星リモートセンシングによる観測と効果的に補完し合うことができるとのことです。
林隊長はまた、両国が船舶航路周辺の海氷状況を全天候型で詳細に目視観測し、不規則な海氷の変化や海氷の厚さを細かく記録するとともに、大気環境の基本要素や船舶の運動エネルギー、大型動物などの観測も追加したと紹介しました。これにより、北極海の海氷状況をより包括的に評価し、海氷の動的変化のルールを分析する上で重要な意義があるとみられています。
中ロ双方はまた、今回の合同観測により、北極の夏季海氷に関する重要な観測データを入手したことから、北極海の海氷や海洋の変化を評価し、気候変動を理解する上で極めて重要な意義があり、今後の国際協力の連携深化により良い基盤を築いたとの認識で一致しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News