【9月9日 AFP】米カリフォルニア州の高級住宅街マリブで8日、押し寄せた高波の影響により、米俳優ニコラス・ケイジさんのものとされる邸宅のドライブウェーが陥没し、巨大な穴が開いた。

AFPが空撮した写真には、海に面した数百万ドル規模の邸宅敷地内の道路側で、コンクリートやその他の瓦礫が大きな陥没穴(シンクホール)の中に崩れ落ちている様子が捉えられている。

クレーター状の穴から離れた場所に三角コーンが設置されているが、穴は2台分のガレージを今にも呑み込みそうな危険な距離まで迫っている。

エンターテインメント系ニュースサイト「TMZ」によると、この邸宅はハリウッド俳優のニコラス・ケイジさんのものだとされる。

米国立気象局(NWS)のリチャード・トンプソン気象予報士はAFPに対し、弱まったハリケーン「マリー」の影響により、南カリフォルニア沿岸の海域が荒れていると語った。

トンプソン氏は「ここ数日間、地域一帯で非常に強い波とうねりが発生していた」とし、「ピーク時には、一部の場所で3〜4.5メートルに達する非常に高い波が観察され、深刻な砂浜の侵食も発生した」と説明した。

現在、過去最高レベルに近い強さのエルニーニョ現象が太平洋の海水温を上昇させ、強力な嵐の発生を促進している。

海水温の上昇局面自体は自然現象であるものの、科学者らは人間活動に起因する地球温暖化がその影響を大幅に増大させている可能性があると指摘している。(c)AFP