「IFA 2026」に設けられた中国TCLの展示ブース(c)NEWSIS
「IFA 2026」に設けられた中国TCLの展示ブース(c)NEWSIS

【09月09日 KOREA WAVE】中国の家電メーカーが低価格を武器にした攻勢から技術開発へと軸足を移し、世界市場で韓国家電を猛追している。

欧州最大級の家電見本市「IFA 2026」では、ハイセンスやTCL、シャオミなど中国企業が大規模なブースを設け、多彩な製品を披露。中国ブランドの存在感の高まりを印象づけた。

ドイツ・ベルリンで4日に開幕した「IFA 2026」には、過去最多となる中国企業932社が参加した。2025年より約200社増えた。

ハイセンスやTCLなどは大規模なブースを構え、大型テレビをはじめとする家電やスマートホーム技術を紹介した。

IFAに初参加したシャオミは、約3300平方メートルを超える展示スペースに約380種類の製品を出展。スマートフォンなどのIT機器だけでなく、家電や電気自動車、それらをつなぐスマートホームシステムなど、幅広いスマートエコシステムを紹介した。

人工知能(AI)家電やロボット分野でも、中国企業の成長が目立った。未来の家電技術を紹介する「IFA Next」では、中国企業が圧倒的な存在感を示した。

世界のヒューマノイドロボット出荷量の約70%を占める中国のUnitreeとAGIBOTは、「IFA Next」の会場で多くの来場者の関心を集めた。

5日に開かれた「Robot on the Runway」にも、ヒューマノイドロボットを見ようと多くの来場者が集まった。中国からPrimeBot、EngineAI、DOBOT、AGIBOTなどが参加した。

業界では、中国企業が低価格攻勢から脱し、技術格差を急速に縮めながら世界市場で影響力を拡大しているとの分析が出ている。

業界関係者は「かつてはサムスン電子とLG電子がIFAのメイン展示場に大規模なブースを設け、世界に向けたマーケティングを強化していたが、現在は中国企業がその場所を占めている」と語った。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News