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【09月09日 KOREA WAVE】韓国の2026年4~6月期の名目国内総生産(GDP)が前年同期比26.4%増え、46年9カ月ぶりの高い伸びとなった。半導体の好況で輸出価格が大幅に上昇し、生産量の増加を上回る所得の改善につながった。

韓国銀行(中央銀行)が8日に発表した「2026年4~6月期国民所得(暫定)」によると、名目GDPは834兆9000億ウォン(約95兆8500億円)で、前期比9.2%増えた。前年同期比では1~3月期の17.1%増から26.4%増に拡大し、1979年7~9月期の27.7%増以来の高水準となった。

名目GDPは生産量に加え、価格の変化も反映した経済全体の規模を示す。4~6月期のGDPデフレーターは前年同期比21.9%上昇し、1980年10~12月期以来の高い伸びとなった。輸出デフレーターは56.6%上昇し、輸入の21.0%を大きく上回った。国内需要のデフレーターも1~3月期の2.1%から3.6%に上昇した。

国民全体の実質的な購買力を示す実質国民総所得(GNI)は前期比3.1%、前年同期比15.6%増えた。前年同期比の伸び率は1988年10~12月期以来、37年6カ月ぶりの高水準となった。交易条件の改善に伴い、実質貿易利益が38兆7000億ウォン(約4兆4400億円)から58兆5000億ウォン(約6兆7200億円)に増えたことが寄与した。

名目GNIも前期比8.8%、前年同期比26.4%増加し、2026年上半期では前年同期比21.8%増となった。韓国銀行は、下半期に予想外のショックがなく、名目GNIの高い伸びと為替相場の安定が続けば、2026年の1人当たりGNIが4万ドル(約616万円)を超える可能性が非常に高いと説明した。正確な統計は2027年3月に発表される。

実質GDP成長率は前期比0.6%、前年同期比3.7%で速報値と同じだった。個人消費は0.4%、設備投資は0.2%増え、建設投資は0.1%減少した。輸出は1.3%、輸入は0.7%増加した。韓国銀行は、下半期の前期比成長率が四半期平均0.2~0.3%なら、2026年の成長率見通し3.3%を達成できるとしている。

企業の営業余剰は前期比18.5%、前年同期比48.2%増え、いずれも四半期別の分配GDP統計を公表し始めた2010年以降で最大の伸びとなった。半導体以外でも石油精製や化学製品、船舶製造などに業績改善が広がっているという。

実質家計総可処分所得は前期比2.1%、前年同期比5.5%増加した。一方、総貯蓄率は45.6%と前期から3.9ポイント上昇し、1970年の統計公表開始以来の最高となった。国内総投資率は24.2%で、1975年7~9月期以来の低水準だった。韓国銀行は、企業利益が家計所得や消費につながり、半導体以外の部門に波及するまでには一定の時間が必要との見方を示した。

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