JTBC「事件班長」放送画面(c)news1
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【09月08日 KOREA WAVE】40年来の友人の最期を見送るため、韓国・釜山の火葬場を訪れた男性が、故人の遺族から厳しく非難され、その場を離れるよう求められたエピソードが紹介された。

JTBC「事件班長」が1日に伝えたところによると、釜山に住む60代の男性は最近、中学生の頃から付き合いのあった長年の友人が亡くなったことを知った。友人は10年ほど前にソウルへ移り住み、頻繁に会うことはできなかったものの、時折連絡を取り合い、深い友情を続けていたという。

故人の葬儀場はソウルに設けられ、火葬と埋葬は故郷の釜山で予定されていた。男性と友人らは高齢で長距離移動が負担になることを考慮し、首都圏に住む友人はソウルの葬儀場を弔問し、釜山に住む友人は釜山の火葬場と埋葬先で故人を見送ることにした。

しかし、男性らが釜山の火葬場に到着すると、故人の妻から厳しく責められたという。妻は「葬儀場には顔も見せなかったのに、なぜここに来たのか」「40年来の友情なら、事情がどうであれ当然ソウルの葬儀場に先に来るべきではないのか」と怒りをあらわにした。

男性らは「70歳という年齢で長距離移動が大変なため、釜山で見送ることにした」と事情を説明した。それでも妻は「顔も見たくないので出ていってほしい」と言い、友人や親族らが見ている前で退席を求めた。

結局、男性らは離れた場所から友人の最期を見守るしかなかったという。

男性は「みんなの前で厳しく責められたことには寂しい気持ちもあるが、それでもソウルの葬儀場まで行くのが礼儀だったのかと思うと心が重い」と複雑な心境を明かした。

評論家のチェ・ヒョンジン氏は「結婚式でも葬儀でも簡素化が進み、文化はかなり変わっているように思う。葬儀も以前のように夜遅くまで弔問を受けるところはなくなった。香典を送ってくれた気持ちだけでもありがたく受け止める文化になりつつある中、これは少し度が過ぎているように思う」と指摘した。

さらに「それぞれの事情に合わせて故人を見送るものなのに、それを理由に怒るのは問題があると思う」と述べた。

弁護士のパク・ジフン氏も「葬儀場へ行くのが望ましく、行っていれば申し分なかっただろう。しかし埋葬先まで来た人を門前払いするのは、故人に対する礼儀とも言い難い。厳しく責める必要はなかったと思う」との見方を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News