APR提供(c)news1
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【09月08日 KOREA WAVE】化粧品を中心に成長してきた韓国の「Kビューティー」で、輸出品目が美容機器へと広がっている。2026年に入り、家庭用美容機器の輸出額は毎月前年実績を上回り、8月は前年同月比86.2%増となった。業界では、韓国化粧品で培ったブランドの知名度や信頼が、家庭用美容機器の購入につながっているとみている。

韓国貿易協会の統計によると、8月の家庭用美容機器の輸出額は暫定値で約1950万ドル(約29億円)となり、前年同月比86.2%増加した。

同じ期間のメイクアップ製品類の輸出額は約6980万ドル(約103億円)で8.1%増だった。化粧品全体との直接的な比較ではないものの、Kビューティーの輸出品目の中で家庭用美容機器の成長が際立っている。

月別の暫定値を合計すると、1~8月の家庭用美容機器の輸出額は約1億4630万ドル(約216億円)で、前年同期比約44%増となった。前年同月比の伸び率は1月の10.6%から、2月72.8%、3月75.3%、4月38.3%、5月25.2%、6月16.5%、7月72.8%、8月86.2%と、8カ月連続でプラスを記録した。

ただ、8月の高い伸び率には前年の落ち込みによる反動もある。2025年8月の家庭用美容機器の輸出額は1050万ドル(約15億5000万円)で、前年同月比47.8%減少しており、2026年8月の輸出額自体は2024年8月と同程度となっている。

韓国企業の海外事業でも美容機器の拡大が目立つ。APRのメディキューブ「AGE-R」美容機器は2026年1月、世界累計販売台数が600万台を突破し、海外販売が全体の60%以上を占めた。APRは化粧品と美容機器を同時に販売し、両製品を一つのホームケア習慣として提案する戦略を進めている。

APRの4~6月期の海外売上高は7000億ウォン(約770億円)を超え、全体の92%を占めた。北米と欧州の売り上げ比率も2025年同期の40%から68%まで拡大した。

APR関係者は「Kビューティーへの認知度と信頼がスキンケアからビューティーテック分野へ広がっていることが大きく作用している」と説明。メディキューブでは、海外消費者がまず化粧品でブランドを知り、その後、美容機器にも関心を持つケースがみられるという。

販売経路もオンラインから実店舗へ広がっている。アットホームの美容機器ブランド「THOME」は8月20日から、米国のセフォラ約580店舗とオンラインストアで「ザ・グロウ・シグネチャー」などを販売している。CJオリーブヤングが米国のセフォラで展開する「Kビューティーエディット」の19ブランドのうち、唯一の美容機器ブランドとして採用された。

「ザ・グロウ・シグネチャー」は7月、米国のTikTok Shopのビューティー・パーソナルケア部門にあるスキンケアツールカテゴリーで週間販売1位を記録。米国のオリーブヤングオンラインストアでも出店後、リアルタイム総合ランキング1位となった。

美容機器は化粧品と異なり、使用方法や仕組みの説明が必要なため、SNSや短い動画の普及も海外進出を後押ししている。消費者が機器を実際に使う様子や、化粧品と組み合わせたホームケア方法を動画で確認できるためだ。

APR関係者は、海外では消費者がSNSで美容機器とスキンケア製品を一緒に使う方法を共有しているとし、「2つを別々の商品ではなく、一つのホームケア方法として認識する動きが定着している」と説明した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News