2019年の出所1周年行事で記念撮影するチョン・ミョンソク被告(左)=大田地検提供(c)news1
2019年の出所1周年行事で記念撮影するチョン・ミョンソク被告(左)=大田地検提供(c)news1

【09月08日 KOREA WAVE】韓国のキリスト教系新興宗教「キリスト教福音宣教会」(通称・JMS)の女性信者らに対する性暴力事件で、準強姦などの罪で追加起訴された教祖、チョン・ミョンソク被告の論告求刑公判が7日、大田地裁であった。検察側は「反省の色が見られない」として、被告に懲役27年を求刑した。併せて、位置追跡用の電子装置(電子足輪)の20年間装着と5年間の保護観察も求めた。

検察側は論告で「被害者は16人に上り、逆らえない心理状態を利用して約80回にわたり犯行を重ねた。さらに被害者を脅迫し、告訴しないよう誓約書の作成を強要した」と指摘。「同種の前科があり、累犯期間中に再び犯行に及んだ点や、否認を続け反省していない点を考慮すべきだ」と厳罰を求めた理由を述べた。

検察側はまた、一連の犯行に加担したとして起訴された教団幹部ら5人に対しても、ナンバー2とされる女に懲役7年、他の幹部4人にそれぞれ懲役1年~3年6月を求刑した。

被告は2018年2月から2021年9月にかけ、韓国中部の忠清南道錦山郡にある教団の研修施設で、女性信者らを計23回にわたり性的暴行・わいせつ行為をしたとして、懲役17年の実刑判決が確定し現在服役している。この裁判の過程で、同時期に別の女性信者らに対しても同様の性暴力を繰り返していた疑いが次々と浮上し、追加起訴されていた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News