【9月8日 AFP】米国立ハリケーンセンター(NHC)は7日、ハリケーン「ローウェル」が米ハワイ諸島に接近しているとして、カウアイ、ニイハウ両島に警報を発令した。

NHCによると、ローウェルは7日夜から8日早朝にかけてニイハウ島の西側を通過する見込み。ローウェルは5段階で3番目に強いカテゴリー3。

NHCは、高潮と満潮が重なることで、カウアイ、ニイハウ両島の沿岸部では通常は浸水しない地域でも浸水する可能性があるとし、「生命と財産を守るための準備」を早急に行うよう呼び掛けた。

カウアイ島では鉄砲水警報も発令され、州都ホノルルがあるオアフ島には熱帯暴風雨警報が発令された。

NHCによると、ローウェルはホノルルの南西約570キロに位置し、北北東へ進んでいる。最大風速は約51メートル。勢力を弱めながら、ハワイ諸島を通過するとみられる。

東太平洋では現在、ローウェルのほかに別の熱帯低気圧も発生している。海水温を上昇させるエルニーニョ現象により、太平洋ではハリケーンが発生しやすい状況にある。

ハワイ州では、先月接近したハリケーン「ララ」の被害を受け、復旧作業が続いている。(c)AFP