労働新聞(c)news1
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【09月08日 KOREA WAVE】北朝鮮で最近、自家用車とエアコンが新たな「富の象徴」として注目されている。朝鮮半島を襲った記録的な猛暑を背景に、暑さをしのぐためのエアコンが富裕層の「必需品」になりつつあるという。

かつてはオートバイやピアノなどが経済的な余裕を示す品とされていたが、最近では自家用車とともに、エアコンを所有しているかどうかが新たな豊かさの指標になっていると伝えられている。

米政府系放送局の自由アジア放送(RFA)は5日、北朝鮮内部の消息筋の話として、住民が最も欲しがる品として自家用車とエアコンが挙げられていると報じた。

消息筋の一人は「男女を問わず、最も欲しい品の1位は自家用車だ。2番目はエアコンだ」と話した。

特に2026年は北朝鮮でも記録的な猛暑が続き、エアコンへの関心が一段と高まったという。咸鏡北道の消息筋は「この夏は仕事中に暑さで倒れたという話があちこちから聞こえるほど非常に暑かった。厳しい暑さのため、新たにエアコンを設置した家が多い」と語った。

中国との国境に近い新義州では、以前はエアコンを設置した家庭を見つけるのが難しかったが、最近はマンションのベランダに室外機が設置された住宅を容易に見かけるほど普及が進んでいるという。特に海外に派遣され、帰国した外貨稼ぎ労働者が普及をけん引しているとされる。

北朝鮮でエアコン1台の価格は約500ドルとされている。一般住民にとって依然として負担の大きい金額だが、自家用車に比べれば購入しやすいという。

平安北道の消息筋は「500ドルは決して少ない金額ではないが、携帯電話が初めて登場した時のように、誰もが何とか金をためてエアコンを買おうとしている」と話した。

エアコンの所有は、単に高価な家電製品を持っているという以上に、経済力を示すものともみられている。慢性的な電力不足に悩む北朝鮮でエアコンを安定して使用するには、購入する経済力だけでなく、電力を確保できる環境も必要になるためだ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News