ポーランドの国際防衛産業展示会「MSPO 2026」に出展するハンファの統合ブース=ハンファ提供 (c)KOREA WAVE
ポーランドの国際防衛産業展示会「MSPO 2026」に出展するハンファの統合ブース=ハンファ提供 (c)KOREA WAVE

【09月08日 KOREA WAVE】韓国のハンファ・エアロスペースとハンファ・システムは7日、ポーランド南部キエルツェで8~11日に開かれる「第34回国際防衛産業展示会(MSPO 2026)」に共同出展すると発表した。改良型自走砲「K9A2」や多層防空システムを展示し、ポーランドでの追加受注を狙うほか、衛星画像を人工知能(AI)でリアルタイム分析する技術を初公開する。

韓国メガ・ニュース(MEGA News)のリュ・ウンジュ記者の取材によると、両社は274平方メートルの統合展示館を設け、陸上、空中、海上、宇宙分野の防衛技術を紹介する。展示会には約40カ国から約1000社の防衛関連企業が参加する。

ハンファ・エアロスペースは、ドローンから長距離ミサイルまで脅威の種類や高度に応じて対処する多層防空システムを前面に出す。長距離地対空誘導兵器「L-SAM」、短距離防空システム「H-SHORAD」、対ドローンシステム「H-Shield」などを展示する。各システムはハンファ・システムの指揮統制システムや迎撃ドローンと連携する。

ハンファ・システムはレーザー対空兵器「天光(チョングァン)」や50キロワット級の機動型レーザー装甲車などを紹介する。同社によると、レーザー兵器の発射費用は1発約2000ウォン(約230円)で、小型ドローンなどを数秒で無力化できる。

陸上分野では有人装備と無人装備が共同で作戦に当たる複合システムを展示する。K9A1自走砲が火力を支援し、無人多連装ロケットや無人地上車両「H-UGV」が偵察や機動を担う構想で、兵員の危険を減らしながら作戦範囲を広げることを目指す。

また、改良型自走砲K9A2や155ミリ砲弾用の弾道修正信管、装薬なども展示する。自走砲と弾薬を組み合わせて提案し、ポーランドのK9に関する第3次履行契約(EC3)の受注を目指す。

ハンファ・システムは9日、実際に運用中の衛星が撮影した画像をAIで分析する過程を会場で初めて公開する。光学、赤外線、合成開口レーダーの3種類の衛星画像から物体を自動検出し、状況の変化や異常の兆候を分析して、指揮官らの判断を支援するという。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News