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【09月07日 KOREA WAVE】家族に多額の借金と家庭内暴力の傷痕を残して他界した父親の「祭祀(先祖供養の法事)」をもう終わらせたいと訴える40代男性の悩みが、韓国のインターネット上で関心を集めている。重労働や親族間の不和を生みやすい伝統的な祭祀の負担を巡っては、韓国社会で近年見直しの動きが急速に進んでおり、今回の告白に対しても「義務を背負い続ける必要はない」と男性の決断を後押しする声が相次いでいる。

韓国のビジネスパーソン向けコミュニティーサイト「リメンバー」に最近、「父の祭祀をやめたいが、どうすればよいか」と題した投稿があった。

投稿者の40代男性によると、亡き父親は生前に先祖から受け継いだ不動産を事業失敗で失ったうえ、2億ウォン(約2200万円)以上の株取引による借金を抱え、一家はワンルームへの引っ越しを余儀なくされた。男性は中学生の頃から早朝の新聞配達に追われ、弟は高校進学を1年遅らせて出前配達の仕事をせざるを得ないなど、幼少期から過酷な生活を強いられてきた。

父親は稼いだ金を家庭に入れず、毎晩のように母親へ「金を工面しろ」と怒鳴り散らした。さらに、正式な離婚手続きを取らないまま事実上の重婚状態で二つの家庭を行き来していた。男性の母との間には男性兄弟が、もう一人の妻との間には7人の娘(異母姉)がいたという。

問題が表面化したのは、父親が10年前に他界した後のことだ。男性は長年、墓の草刈りや法要の準備を一手に引き受けてきたが、異母姉たちは年に1度の法事の席に顔を出す程度に疎遠になっていた。男性自身は「人間として父親を許すことができず、精神的な呪縛から解放されたい」として法要の取りやめを望んでいるが、母親や妻は「急にやめれば異母姉たちが気を悪くするのではないか」と懸念を示しているという。

昨年、法事の場で男性がかつての家庭内暴力について口にした際も、自分たちには優しかった父親しか知らない異母姉たちは「信じられない」と不快感を示したという。男性は、親族関係に波風を立てずに法事を終わらせる道はないかと助言を求めた。

この投稿に対し、ネット上では「今すぐにでも取りやめを宣言すべきだ」「十分に役目を果たした。これ以上、自分を苦しめる必要はない」「本当に許せる日が来たら、形式的な法要ではなく心の中で偲べばよい」など、男性への同情と励ましの声が多く寄せられた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News