韓国で「スローランニング」人気拡大…集団で並走し歩行者の通行妨げる懸念も
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【09月07日 KOREA WAVE】韓国で、速く走るのではなく、低い強度でゆっくり走る「スローランニング」がSNSを中心に人気を集めている。
運動初心者や減量を目的にスローランニングを始める人が増え、関連するグループも登場する一方、複数人が集団で走ることで歩行者の通行を妨げる可能性を懸念する声も出ている。
8月31日、Xに複数人が一緒にゆっくり走る動画が投稿された。投稿には「これからよく見かけることになりそうなランニングクルーの近況。今度はスローランニングが流行しているようだ」とのコメントが添えられていた。
動画には「今日から気軽に、痩せるスローランニングを始めてみてください」との文言とともに、参加者が集団で走る姿が映っていた。
これに対し、ネットユーザーからはスローランニングそのものより、集団で走ることによる通行の妨げを心配する声が上がった。「どう走っても構わないが、道だけはふさがないでほしい」「ランニングクルーのように複数人で横に並んで走らないでほしい」などの反応が寄せられた。
スローランニングは、速さや記録の短縮よりも、低い強度で継続して走ることを重視する運動方法。隣の人と会話できる程度の速度で走るのが特徴で、激しい運動に負担を感じる初心者でも比較的始めやすいとして注目されている。
最近では個人で楽しむだけでなく、複数人で一緒に走るスタイルにも広がっている。「スローランニング」などの名称で、運動経験を共有したり、一緒に走る仲間を募集したりする投稿がSNSで相次いでいる。
一方、集団でゆっくり走る場合、歩道などの同じ区間を比較的長時間占有する可能性がある。特に複数人が横に並んで走れば、ほかの歩行者や利用者の通行を妨げる恐れがある。
こうした懸念はスローランニング自体への批判というより、これまでランニングクルーをめぐって指摘されてきた通行妨害の問題が繰り返される可能性があることから出ている。
韓国ではランニング人気の高まりに伴い、複数人が集団で公園や運動場を走り、ほかの利用者の通行を妨げているとの苦情が寄せられてきた。ソウル市瑞草区では2024年、盤浦総合運動場で大規模なランニングクルーが複数のトラックを占有し、個人利用者の運動を妨げているとの苦情も寄せられた。
ランニング人口が増え、運動方法も多様化するなか、スローランニングが新たな運動文化として定着する可能性が高まっている。一方で、個人でもグループでも歩行者らと運動スペースを共有する以上、ほかの利用者に配慮する基本的なマナーが必要だとの指摘が出ている。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News