ソウルの夜空彩る世界花火祭り…漢江公園に大観衆、5時間待った16歳も「きれい」
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【09月07日 KOREA WAVE】色鮮やかな花火が、澄み渡った秋の夜空と川面を埋め尽くした。5日午後8時、韓国・ソウルの永登浦区にある汝矣島漢江公園で「ソウル世界花火祭り2026」の幕開けを告げる金色の花火が打ち上がると、会場を埋め尽くした市民から歓声が上がった。
芝生で5時間待ったというイ・ハンビさん(16)は「近くで見たくて早く来た。長く待ったかいがあった。花火がとてもきれい」と話した。
有料席が設けられたソウル・龍山区のノドゥル島周辺にも、大勢の観客が集まった。事前に入場券を入手できなかった人たちは、ノドゥル島公園前の漢江大橋の歩道に集まり、スマートフォンで次々と夜空を撮影した。
外国人観光客の姿も目立った。延世大学の交換留学生、ジェイミーさん(20)とベラさん(21)は「花火を見るため、死六臣公園、ノドゥルナル公園、ノドゥル島と3回も場所を移った。きれいな花火を見ることができて満足している」と話した。
汝矣島漢江公園や地下鉄5号線の汝矣ナル駅周辺は、朝から花火祭りを目当てにした人で混雑した。前日の4日から観覧に適した場所を確保しようと、レジャーシートやテントが相次いで設置され、軽食や飲み物を販売する露店にも朝から列ができた。
メインイベントの開始が近づいた午後6時ごろから、場所を確保しようとする人が本格的に増えた。汝矣島漢江公園とノドゥル島を通る主要道路では警察が車両の進入を規制。歩道橋の手すり付近や建物の階段にも市民が集まり、即席の観覧場所となった。
午後8時から約1時間30分にわたって花火が打ち上げられると、観客は夜空にくぎ付けになった。BGMに合わせて体を動かしたり、歌を口ずさんだりする人もいた。スマートフォンでの撮影に夢中だった人も、やがて端末を下ろし、笑顔で花火を眺めた。
午後9時27分ごろにイベントが終了すると、観客は係員の案内に従ってゆっくりと会場を後にした。現場の警察と消防によると、大きな事故はなく終了した。
一方、花火を間近で見ようと多くの人が集まり、小さなトラブルもあった。汝矣島漢江公園では観客1人の目に火薬が入り、応急処置を受けた。また、高さ1メートルの岩に登ろうとして周囲から注意を向けられた20代の観客もいた。
昼から大勢の人が訪れたため、観客が立ち去った後には、食品容器やプラスチックカップなどのごみが各所に残された。
人出が急増したことを受け、ソウル交通公社は当初の予定より約50分早い午後6時11分ごろから、地下鉄5号線の汝矣ナル駅で列車を停車させず通過させる措置を始めた。警察と主催者側は、この日、汝矣島一帯に約53万人が訪れると予想していた。
警察は前夜祭が開かれた4日から2日間、機動隊51隊や広域予防巡察隊28チームなど計約4600人を投入し、雑踏の安全管理や通報対応にあたった。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News