【9月7日 AFP】26F1第13戦イタリアGPは6日、決勝が行われ、ドライバーズ選手権で首位に立つメルセデスAMGのキミ・アントネッリが、19番手スタートから大逆転勝利を飾った。イタリア人ドライバーの母国GP優勝は、1966年のルドビコ・スカルフィオッティ以来60年ぶりとなった。

モンツァ・サーキットから遠くないエミリアロマーニャ州出身のアントネッリは、イタリアGPの歴史の中でも衝撃的な勝利を挙げた。今季の優勝は7度目で、選手権でのリードを広げている。

アントネッリは、1953年シーズンのアルベルト・アスカリ以来となるイタリア人王座を目指している。

アントネッリはパワーユニット(PU)交換のグリッド降格ペナルティーにより後方からのスタートとなったが、序盤の赤旗中断も追い風に圧巻のペースで順位を上げ、最後はチームメートのジョージ・ラッセルとの一騎打ちを制した。

めまぐるしく順位が入れ替わる激しいオーバーテイク合戦となったレースで、アントネッリはタイトルを争うラッセルに3秒857差をつけてトップチェッカーを受けた。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが3位に入り、4位以下にはマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリ、フェラーリのルイス・ハミルトン、アルピーヌのピエール・ガスリー、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッド、アルピーヌのフランコ・コラピントが続いた。

レーシングブルズの角田裕毅は、10位入賞を果たした。

ティフォシ(フェラーリの熱狂的ファン)にとって、アントネッリの勝利はチームの不振を打ち消す慰めとなった。

フェラーリ勢はハミルトンの6位が最高で、シャルル・ルクレールは2周目にクラッシュによりリタイアした。(c)AFP