【9月7日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は6日に公開されたインタビューで、「ドイツは再び戦争を望んでいる」と主張し、独東部ライプチヒ・ハレ空港へのドローン攻撃の責任がロシアにあるとするドイツ側の非難を一蹴した。

ドイツ政府はこの事件について、ロシアが「低レベルの工作員」を派遣し、爆発物を積んだドローンを用いて戦略的要衝である同空港への「ハイブリッド攻撃」を企てたと非難している。

今週、両国はお互いの文化センターを閉鎖する事態に発展しており、欧州連合(EU)加盟各国も自国駐在のロシア外交官を呼び出した。

ラブロフ外相は国営テレビの取材に対し、「これは大まかに言えば、本物の戦争の始まりだ。彼らはボンの総領事館、ベルリンのロシア科学文化院を閉鎖している。第2次世界大戦の発端を思い出す。彼らは再び戦争を望んでいるのだ」と語った。

さらに同外相はドイツをナチズムに傾倒していると非難し、「ロシア指導部は適切な結論を導き出すことになるだろう」と強調した。インタビューの一部はロシアのニュース局「ベスティ」で放映された。

ドイツは、ロシアとの戦いにおいてウクライナを支える主要な支援国の一つとなっている。

ロシア史上最長の在任期間を誇る外相であるラブロフ氏の発言は、第2次世界大戦以降の欧州で最悪の紛争となったウクライナ侵攻が4年半以上に及ぶ中で出された。

また、厳重な管理下で行われるロシア下院(議会)選挙を今月後半に控えた中での発言だった。(c)AFP