【9月6日 AFP】インドネシア運輸省は6日、アナック・クラカタウ山の噴火を受け、国内6箇所の空港での運航を停止したと発表した。

同国のドゥディ・プルワガンディ運輸相によると、運航停止の措置は、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に加え、バンドンのフセイン・サストラネガラ空港やスマトラ島バンダールランプン近郊のラディン・インテン2世空港など計6箇所の空港に及んでいる。数万人の利用者に影響が出た。

スカルノ・ハッタ国際空港周辺では6日、火山灰の飛来が確認されたため、午前1時30分(日本時間同午前3時30分)から運航が停止された。当初、9時30分までの措置とされていたが、その後、さらに3回の延長が発表された。

アナック・クラカタウ山は5日に噴火し、6日にも新たに2回の噴火が観測された。

同国地質局のラナ・サリア局長は、今回の連鎖的な噴火について「現時点で津波を引き起こす可能性はない」としつつも、危険区域への接近に警戒を呼びかけた。

「クラカタウの子」を意味するアナック・クラカタウは、ジャワ島とスマトラ島を隔てる海峡に位置している。2018年には山体崩壊に伴う津波が発生し、429人が死亡、数千人が避難を余儀なくされた。(c)AFP