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【09月06日 KOREA WAVE】ソウル市江南(カンナム)区の歯科医院で、人工歯根(インプラント)の手術を受けた患者2人が死亡したほか、過去3年間に計13人が救急搬送されていたことが明らかになった。救急隊の出動回数は22回に上る。大規模な外科手術を伴わない一般の歯科医院でこれほど搬送が頻発するのは極めて異例とされ、安価な料金を武器に大量の診療をこなす「薄利多売型」の医療体制に対する安全管理への批判が強まっている。

韓国国会保健福祉委員会に所属するイ・ソヒ議員が入手した資料によると、同院には過去3年間で消防の救急隊が計22回出動し、このうち13人が大学病院などの救急外来へ緊急搬送されていた。

同院では昨年12月、70代の女性患者がインプラント手術中に心肺停止に陥って死亡。そのわずか8カ月後にも60代の男性患者が命を落とす事故が発生していた。さらに、2023年9月には手術後の60代男性が痙攣(けいれん)を起こして搬送されたほか、90代男性が脈拍低下で搬送されたり、今年8月にも80代男性が呼吸困難に陥り集中治療室(ICU)に運ばれたりするなど、深刻な事態が相次いでいた。術後に止血ができず、路上で吐血して救急要請に至ったケースも確認されたという。

医療関係者からは、重篤な合併症のリスクが比較的低いとされる市中の歯科医院において、短期間に死亡事故が重なり多数の救急搬送が生じている状況は異常事態だとの指摘が出ている。

これほど重大事故が頻発しているにもかかわらず、同院は現在も通常通り診療を続けているとされる。韓国内では、低価格で患者を大量に集めて過密な手術を繰り返す一部クリニックの診療実態に批判が集中しており、医療事故歴の公開制度の導入や患者の安全を担保する行政処分の強化を求める声が高まっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News