韓国・忠州、放置テント16張りを強制撤去…掘削機も投入
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【09月05日 KOREA WAVE】韓国・忠清北道忠州市などの自治体が、河川敷や行楽地などの公共スペースを長期間にわたって無断占拠する、いわゆる「場所取りテント」の強制撤去に乗り出した。
SBSの報道によると、忠州市は丹月洞のキャンプ場一帯で、複数回にわたり撤去を警告、案内したにもかかわらず自主撤去されなかった長期放置テント16張りを行政代執行で撤去した。現場には公務員や撤去業者の作業員ら10人余りと掘削機などが投入され、無人のテントが強制的に撤去された。
この場所は週末になるとキャンプ客で混雑する。一部の利用者が好条件の場所を確保するため、発泡スチロールや段ボールなどのキャンプ用品やごみだけを残し、無人のテントを長期間放置していたことから、苦情が相次いでいた。夏場の突然の大雨で人命被害につながる恐れが大きいことも、強制撤去の主な背景となった。
今回の撤去を受け、公共スペースや無料の行楽地を長期間占拠していたテントが何者かに切り裂かれ、違法な私的制裁にもかかわらず、ネット上で「すっきりした」との反応が相次いだ過去の事例も改めて注目されている。
2023年には、慶尚北道清道郡の行楽地に設置されていた数十張りのテントが切り裂かれた写真がオンラインコミュニティーに投稿され、話題となった。公開された写真では、テントの各所が鋭利な刃物で切られたようにぼろぼろになり、大きな穴も開いて再利用できない状態だった。
投稿者は「何も考えずに破いたのではなく、二度と直せないよう細かく破いた様子が、まるで忍者のようだ」としたうえで、「破いたこと自体が正しいわけではないが、場所取りへの制裁には気分がいい。マナーを守ったキャンプのためにも、今回のことをきっかけに警戒心を持ってほしい」と書き込んだ。
他人の財物を壊す明らかな違法行為だったにもかかわらず、この投稿には批判よりも「すっきりした」といった反応が目立った。行楽地のトイレや水道設備に近い好条件の場所を確保するため、テントだけを設置して長期間放置する一部キャンプ客の行為に、市民の不満が積み重なっていたためとみられている。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News