韓国ファッション「ムシンサ」上半期売上高が過去最高…日本など海外事業も拡大
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【09月05日 KOREA WAVE】韓国のファッションプラットフォーム「ムシンサ」は、2026年上半期の連結ベースの総売上高が前年同期比22.5%増の8217億ウォン(約961億円)となり、過去最高を記録した。営業利益は11.2%減の523億ウォン(約61億円)だった。
ムシンサは営業利益の減少について、副資材や加工費などの原価上昇に加え、取引規模の拡大に伴って運送費や支払手数料などの販売管理費が増えたことが影響したと説明した。
世界市場で韓国ファッションを持続的に成長させるため、人工知能(AI)分野の人材採用や大型物流の効率化、日本や中国など主要地域でのマーケティング拡大に先行投資しており、2027年から収益性の向上に寄与すると見込んでいる。
上半期の純損失は約156億ウォン(約18億円)だった。ムシンサによると、償還転換優先株を負債として認識する会計方針に伴う利息費用を帳簿上で反映したもので、実際の現金流出とは関係がないという。
4~6月期の連結売上高は前年同期比21.3%増の4581億ウォン(約536億円)、営業利益は19.4%減の333億ウォン(約39億円)だった。一方、単体ベースでは上半期の売上高が30%増の7847億ウォン(約918億円)、営業利益は13.1%増の657億ウォン(約77億円)となった。
実店舗の展開も加速している。ムシンサは4~6月期、韓国で10店、海外で2店の計12店を新たに出店した。4月24日に開業した「ムシンサ・メガストア聖水」は68日間で累計販売額約100億ウォン(約12億円)を達成し、4~6月期の販売額の約44%を外国人客が占めた。
韓国内の「ムシンサ・スタンダード」41店舗も4~6月期の販売額が前年同期比64%増加した。来店客は66%以上増え、四半期として初めて1000万人を突破した。2026年に初出店したスニーカー専門セレクトショップ「ムシンサ・キックス」は、弘大と聖水の2店舗で8カ月間に累計来店客100万人を超え、販売額の70%を外国人観光客が占めた。
海外事業では、日本、米国、タイなど13地域で展開する「ムシンサ・グローバルストア」の4~6月期の取引額が前年同期比143%以上増えた。上半期の輸出額は約372億ウォン(約44億円)と前年同期の9倍以上となった。
特に日本では、7カ月間の取引額が2025年の年間取引額に到達した。上半期の新規会員数と取引額はいずれも前年同期の2倍以上となり、日本はグローバルストアの中核市場となっている。
ムシンサは下半期も事業拡大を進める。9月と11月にはソウルの弘大と聖水に、それぞれ約400坪の「ムシンサ・ビューティー」単独店舗を開く予定だ。10~12月期には済州島で初となるムシンサ・スタンダードとムシンサ・ビューティーも同時に開業する。
海外では10月下旬に大阪で大型ポップアップストアを展開し、2027年には日本で常設店舗を開設する。中国では10月ごろ、広東省深圳市に韓国ファッションブランドを集めた「ムシンサ・ストア」とムシンサ・スタンダードを出店する計画だ。
ムシンサ関係者は「2026年上半期は新たに開設した実店舗が順調に定着し、世界市場での需要拡大が業績の伸びに直結した期間だった。下半期も出店ブランドの世界的な成長を支援し、オンラインと実店舗の境界をなくす革新的なファッションショッピング体験を提供するため最善を尽くす」と話した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News