【9月5日 AFP】異例の猛暑に見舞われているスペインの南部アンダルシア州エルグラナドで、9月としては観測史上最高タイとなる45.7度を記録した。国立気象庁(AEMET)が4日に発表した。

国立気象庁はSNSで、同州南西部にあるエルグラナドで3日に観測された気温は、2016年に同州モントロで記録された最高気温に並ぶものだったと述べた。

今週、同国南部や西部の広範囲が40度を超える夏のような暑さに包まれる中、エルグラナドの気温は今年スペインで観測された最高気温となった。

季節外れの9月の猛暑は、欧州を焼き尽くした一連の異常な夏の熱波の後に訪れたもので、科学者たちは、人為的な気候変動がこれらの熱波を強化し、期間を延ばしていると指摘している。

極端な高温は、欧州全土で数千人の超過死亡と結びつけられているほか、干ばつや河川の水位低下を通じて経済に混乱をもたらし、各地で高温記録を更新している。

国立気象庁は3日、アンダルシア州の一部地域に対し、最も深刻度の高い最高レベルの「赤色警報」を一時的に発令していた。9月に「赤色警報」が出されたのは、2007年に運用が始まって以来初めて。

さらに国立気象庁は同日、スペイン本土における今年1〜8月の平均気温が観測史上最高となったと発表。次に高かった過去4年の記録と「明確な差」があったという。

すでに今年7月が同国の観測史上最も暑い月となったことを発表していた同庁は、「これは、スペインにおいて地球温暖化が加速している紛れもない兆候だ」と強調した。(c)AFP