北朝鮮が英国との外交関係を格下げ…駐英大使を代理大使級に
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【09月05日 KOREA WAVE】北朝鮮が英国との外交関係を代理大使級に格下げしたことを明らかにした。2026年4月に駐英大使に任命されたムン・ミョンシン氏は6月にすでに本国へ召還され、別の職務に配置されたという。
今回の措置は、英国が5月に北朝鮮の青少年教育施設「松涛園国際少年団野営所」を制裁対象に指定したことへの対抗措置となる。
北朝鮮外務省は1日、英国との外交関係のレベルを代理大使級に引き下げたと発表。召還された駐英大使については、別の職務に異動すると説明した。
北朝鮮外務省は、英国政府が5月に松涛園国際少年団野営所を対ロシア制裁の対象に加えたことを「政治的挑発」と位置付け、外交関係を格下げした理由として挙げた。
代理大使は特命全権大使より低い外交上の地位に当たる。北朝鮮は英国との国交を断絶したり大使館を閉鎖したりするのではなく、公館トップの格を引き下げることで両国関係のレベルを調整した形だ。
北朝鮮は6月、同施設への制裁に対抗してムン氏を召還し、英国との関係を代理大使級に変更すると表明していた。今回の発表は、予告していた措置の手続きが完了したことを意味するとみられる。
英国政府は5月11日、ロシアがウクライナから強制移送した子どもたちを松涛園国際少年団野営所に連れて行き、「洗脳教育」を受けさせたとして同施設を制裁対象に指定した。
ロシアとの関係を過去4年間にわたり深めてきた北朝鮮は、英国の措置について、ロ朝協力と北朝鮮の国家イメージを損なうための「政治的挑発」だと反発してきた。
英国と北朝鮮は2001年に国交を樹立した。平壌の英国大使館は、新型コロナウイルス対策に伴う北朝鮮の国境封鎖で職員が撤収した2020年5月以降、運営を停止している。
英国は2024年、大使館の状況を確認するため技術・外交関係者の北朝鮮訪問を進め、2025年9月にはサイモン・ウッド氏を新たな駐北朝鮮大使に任命したが、現在も平壌には赴任できていない。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News